校 長 室

 薫る季節、校庭の藤棚には淡い藤色の房が下がり、花壇にはつつじの花が咲き乱れています。登校してきた子供たちは、花々のそばにランドセルを下ろし、一斉にグラウンドに飛び出します。なかよしタイムの始まりです。
  長縄、一輪車、竹馬、フラフープなど20種類余りの遊び種目を、日ごとにローテーションしながら、通学班で仲良く遊びます。上級生が低学年の子たちに気を配りながら一緒に遊ぶ様は、なかなかほほえましいものです。
  そして、この遊び種目の積み重ねが伝統の「ヒカリンピック」へとつながっていきます。

 時には、子供たちが私を呼びに来てくれます。ここ数年間、私にはほとんどなかった体験が、とても新鮮に感じられるのです。
 屋外で、異年齢の子たちが一緒に遊ぶことが少なくなった昨今、こんな機会も子供たちには貴重な体験になるに違いありません。
 今日も、元気いっぱいの声がグラウンドにこだましています。

学校長 田中良幸