教育委員だより No.25

平成14年4月1日

小牧市教育委員会教育長  副島 孝

平成14年度の小牧の教育
〜学校週5日制の出発〜

平成14年度がスタートしました。教育委員会事務局も、新しいスタッフでスタートしました。特に本年度から、学校週5日制と新学習指導要領が完全実施となります。これらに対応して、小牧市教育委員会では次のことに取り組みます。

  1. 基礎・基本の確実な定着と個に応じた指導をいっそう推進するため、全小中学校に非常勤講師を配置します。
  2. 小中学生を対象に、土・日・祝日は歴史館(小牧城)・プラネタリウムを無料開放します。
  3. 部活動のジュニアクラブ化など、スポーツ・文化両面でジュニア育成活動を推進します。
  4. 自然体験など体験活動の場を拡充するとともに、各種活動についての情報を充実します。
  5. PTA連絡協議会などと協力し、家庭教育の向上をめざす事業を積極的に推進します。

 これ以外にも、多くの事業に取り組みます。全国でも例の少ないものが、「こども こころの相談室」です。まなび創造館内の相談室で、小児精神科医が軽度の発達障害などが疑われる子どもたちの相談にあたるものです。全国でも数少ない小児精神科医の確保に苦労しましたが、当面第2・第4の火曜日に開設するめどがつきました。詳細は学校教育課のサイトでお知らせしますが、学校カウンセラーを通じて申し込む形をとります。また、コンピュータ教育の分野では、昨年度のコンピュータ教室の整備に加え、小学校でも校内をネットワーク化し、普通教室や特別教室にもパソコンを配置します。全小中学校が校内ネットワーク化されるのは、県内の市では最初のはずです。

一般市民対象のIT講習会も、尾張部では最大規模で継続します。各市民センター・公民館・まなび創造館・図書館が会場です。また、視覚や聴覚に障害のある方を対象にしたIT講習も、いっそう充実させます。まなび創造館でこれまで実施していました女性リーダー養成講座などを発展的に統合して、男女共同参画社会を担う人材養成講座として「こまき みらい塾」を開設します。これらについての詳細は、生涯学習インフォメーション「学びの風」でお確かめください。

目立つ取り組みだけに、力を入れているわけではありません。地道な部分、例えば学校の修繕料・営繕工事費は、前年度より88%増の2億円強になっています。総合的な学習に参加していただくボランティアの方への傷害保険料なども予算化しました。小中学校のブラスバンドの指導への小牧市交響楽団所属のプロ演奏家の参加や、音楽の授業に和楽器の専門家による指導をお願いすることもできるようになります。ポルトガル語やスペイン語の相談員の訪問回数も増やします。中学校のフェンスも改修します。私立幼稚園の安全対策としてのフェンスや門扉の改修にも補助金を出せることになりました。できるだけ、きめ細かい面にも配慮したつもりです。

いずれにしても、新年度のスタートです。行政のできることには全力を尽くしながら、学校現場や家庭・地域社会のご協力で、実りのある1年にしていかなければと決意を新たにしています。

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