教育委員だより No.108

                                                                  平成161228

                                                教育長 副島孝

ITの日常化実践交流会に参加して

冬休みに入った24日(金)小牧中学校を会場に、「ITの日常化実践交流会」が開催されました。これは小牧市コンピュータ研究委員会の研究発表会という形で行われ、それに教育研究所研究員会の合同研修会を兼ねたものです。一般の先生方にも参加を呼びかけてありましたので、どちらの会にも所属していない先生方の参加もありました。

最初に、今回の会の目的として、「いかにIT・コンピュータを授業に活用するか」という観点ではなく、あくまでも「よい授業を実現するために、いかにIT・コンピュータ活用するか」という観点から話し合う会にしたいとの呼びかけがありました。前半は、小学校と中学校の部会に分かれ、座談会形式で実践交流会が行われました。いろいろな授業形態・場面でのでの活用、プロジェクタの効果的な活用、ネットワーク機能の学校生活の様々な場面で活用など、発表実践は多岐にわたっていました。

中学校部会では、教科の授業を深めるために効果的にITを活用した実践が印象に残りました。小学校部会では、こんなソフトウェアやコンテンツ(これを使えばそのまま指導できますというパッケージになった内容)を使ったら、こんなことができますよ、できましたよ、という発表が多かったように思いました。個人的に興味を持ったのは、緊急時に連絡用に、ホームページやメーリングリストを活用することでした。一斉に大量のメールを送信すると、迷惑メールとみなされ送信が拒否されてしまうとの指摘には、笑ってしまうとともに、一部の悪質な業者が安全対策の邪魔にまでなっていることに驚かされました。

後半は、講師の先生からのミニ講演会や総合助言でした。「中村節炸裂!情報教育はこうあるべきだ」と題した、楽しくて明確なお話をしていただいた三重県総合教育センターの中村武弘先生、また、「ITを活用した時の授業分析法を考える」と題し、的確な授業分析はそのまま教師の力量向上につながるとのお話をいただいた名古屋大学大学院の的場正美先生、本当にありがとうございました。

発表内容が整理しきれず制限時間以上に長びいた発表があった、特に研究所研究員による授業の観点からの指摘が少なかったなど、改善すべき点も少なくありませんでした。しかし、こういう会を積み重ねれば、どんどん深まるだろうなという印象は受けることができました。なお、当日の発表および協議内容については、後日WEB教育センターのホームページに掲載されると聞いています。

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