教育委員だより No.123

                                                                  平成17年6月24日

                                                教育長 副島孝

休日も忙しい

こういう仕事をしていると、土曜日や日曜日にもいろいろな仕事が入ってきます。会合やイベントの挨拶などが多いのですが、教育委員会主催の生涯学習行事も少なくありません。どれも重要なものですし、主催者からは参加してほしいとの依頼もいただいています。しかし、とてもすべてに参加することはできないくらいたくさんありますし、自分がリラックスしたり充電したりすることも大切ではないかとも思っています。なかには個人としても参加したいものもあり、調整にわがままを言うことも稀にはあります。先週の土日も多くの行事が重なっていたのですが、結局土曜日は芸文センターコンサートホール、日曜日は蒲郡市立図書館へ出かけました。

土曜日の芸文センターは、「ベートーヴェン マラソンコンサート」に小牧市交響楽団が出演する日でした。これはベートーヴェンの交響曲全曲を、中部地方の4つのプロオーケストラが競演する企画です。小牧市交響楽団は秋山和慶指揮で、4番と5番(運命)の演奏です。前日には1番2番3番をアンサンブル金沢が演奏しており、それも聴いていました。アンサンブル金沢は、さすがに日本を代表する楽団らしく、すばらしい演奏でした。その翌日の演奏ですし、通しのお客さんも少なくありません。また、後にはセントラル愛知、名古屋フィルハーモニーが続きます。小牧市交響楽団の実力がはっきりと示される機会でもあります。私もかつてないほど緊張して聴きました。

結果は、感激そのものでした。鳴り止まぬ拍手やブラボーの声が、それを表していました。私はこの日、別の経験もしました。休憩時に楽団の理事の方とビュッフェでコーヒーを飲んでいたところ、「小牧は初めて聴きましたが、素晴らしいですね」と見知らぬ方から話しかけられたのです。お聞きすると、昨夜も金沢を聴かれたそうで、「負けない演奏ですね」と評してみえました。「今度7月16日(土)15時から、小牧市民会館でも定期演奏会がありますよ」とお話ししたところ、「近いうちにメナード美術館に行く予定もあるから考えてみます」とのお返事でした。

日曜日は、蒲郡市立図書館で「100万語多読による新しい英語学習法」の講習会に参加してきました。蒲郡市立図書館に英語多読のコーナーができたのを記念して開催されたものです。個人的には英語多読にはまっていますが、今回は公立図書館としての洋書部門のあり方の参考にしたいと思ったからです。講習会のほうは、すでに経験していることが多かったのですが、提唱者の電気通信大学酒井邦秀先生のお話はさすがに面白くて参考になりました。個人的にも、パンダ読み(今のレベルよりも低い本を速く読む)やキリン読み(ちょっと背伸びしてレベルの高い本にも挑戦してみる)をもっと組み入れたら、との助言をいただきました。

その後で、図書館を見学しました。館長さんが「この地区では一番古い図書館で」と言われたとおり、狭い場所を工夫しているところが現状の小牧市にはかえって参考になりました。特に、語数の少ない絵本レベルから初歩の段階の本を充実させていることや、すぐに読める絵本などは「禁帯出」にしているところなど、小牧市でも取り入れたいと感じました。このように、ときにはすぐにではなくても参考にしたいところには機会を得て参加したいと考えています。もっとも、今年度すでに2回行われている教師力アップセミナーに、一度も参加できないでいるのが現実なのですが。

目次へ戻る