教育委員だより No.128

                                                                  平成17824

                                                教育長 副島孝

全中卓球大会を終えて

教育委員会と学校間のイントラネット構築に伴い、サーバーの新たな構築工事のため、ホームページの更新作業がストップされていました。本たよりも長期間更新を休止していましたが、再開します。

8月19日の開会式からパークアリーナ小牧で始まった全国中学校卓球大会も、24日の個人戦と閉会式で終わりました。2年前から準備をしてきた大会ですが、近づけば近づくほど問題点も見つかり、細部の詰めに追われました。何しろ団体戦で約700名、個人戦で約200名にも及ぶ参加者にそれ以上の応援団、加えて大会そのものを楽しむ観客で2000席の2階観覧席に座りきれず、20日、21日には立ち見も大勢出る盛況でした。

大会運営に携わった県卓球協会や県中小体連の方々を含めた役員総数293名、市内の先生方だけで100名以上、体育協会や教育委員会の職員、体協傘下の卓球協会をはじめとする各競技団体やスポーツ振興会の方々など、市内で総勢200名以上が各係として参加しました。また、243名の市内中学生も、受付・式典・副審・進行・会場整備などの分野で大会運営にかかわってくれました。

私は本部席近くで見ていたのですが、タイムテーブルを守って進行できるように状況を判断しながら、ゲームが長引くと対応策を考え実行する様子がよくわかりました。また、国際審判員を含む審判団のレベルが高く、気持ちのいいゲーム進行が続きました。こういった条件が揃って、はじめてスムーズな大会運営ができることが実感できました。

唯一恵まれなかったのは天候です。豪雨から日差しまでめまぐるしく変わる天気で、駐車場係をはじめ外の係は本当に大変だったと思います。実際には競技をほとんど見られない役員も少なくない状況だったようです。会場内やバックヤードでは無線LANで結んだパソコンが駆使され、広報の係はホームページを立ち上げるとともに、速報で会場内の方にも、経過がわかるサービスを行い好評でした。

さすがに全国大会ともなると、レベルの高い熱戦が繰り広げられました。卓球という競技が持つおもしろさ、奥深さを感じさせられました。団体戦男子は、青森山田中が東京都荒川区立尾久八幡中(上位校では唯一の公立校)を下して2年ぶりの優勝を果たしました。女子は大阪四天王寺羽曳丘中が横浜隼人中をフルゲームの末破り、二連覇を果たしました。個人戦は本当に紙一重の熱戦続きで、決勝戦もどちらに転んでも不思議でない好試合でした。地元推薦枠で出場した小牧市の選手たちも、思い切ったプレーで大健闘しました。

こういう大きな大会に携わった方々は、得難い経験ができたわけです。問題はこれを単なる経験に終わらせないで、これからにどう生かすかだと思います。手伝ってくれた中学生も同じです。とりわけ卓球クラブの中学生は、身をもって全国レベルを体験したり、目の当たりにしたりしたわけです。強くなることだけが目標ではありませんが、競技の本当のおもしろさを経験できるかどうかは中学生活の充実感にもつながるはずです。その面でも今後に期待したいと思っています。

なお、31日から9月3日まで同じくパークアリーナ小牧で、全日本学生体操競技選手権大会が開かれます。世界レベルの競技が期待される大会です。機会があれば、ぜひ一度ご覧になってください。

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