教育委員だより No.134

                                                                  平成17111

                                                教育長 副島孝

市民美術展に出かけませんか

市民美術展が、1029日(土)から116日(日)まで、小牧駅前ラピオ5階のまなび創造館で開催されています。この美術展も46回を数え、市内在住、在勤、在学の皆さんから、彫塑工芸・日本画・洋画・書道・写真・デザインの6部門に、384点の応募がありました。講座などで学んだ後も制作を続け応募にまで至った方から、プロをめざす方まで、作品はバラエティに富んでいます。

さまざまなレベルの作品を鑑賞できるのが市民展とは言うものの、年々作品レベルの向上は目を見張るほどです。今年度は市制50周年に当たりますので、例年の各賞に加え「市制50周年記念賞」も設けられました。最終日以外は、夜7時まで開催されていますので、ぜひ一度ご覧になってください。美術系大学のある市ならではの、充実ぶりを実感できることでしょう。

美術展入口には、8月に寄贈いただいたばかりの故遠山清氏の名品「憩い」が展示されているのも、呼び物の一つです。遠山氏は、日展審査員も務めた名古屋市在住の洋画家です。実は昭和20年4月から27年まで、一家で小牧町に疎開してみえました。この「憩い」は、その折に制作された多数の作品の中の1枚です。とてもそんな時代とは思えないような、明るい色彩の家族の光景を描いたものです。

この作品は、ふだんは市長公室に飾られていますので、一般の方に鑑賞していただく機会がありません。そこで、この機会に市民へのお披露目となったものです。同時にセンターモールでは、市が購入して学校などを巡回している「巡回ミュージアム」も展示してあります。これは世界の名画の複製ですが、本物は無理でも名画の雰囲気だけでも味わっていただこうというものです。

あわせてセンターモールの一部には文芸協会の文芸祭入賞作品の一部も展示されています。119日〜13日には、小中学生の作品を集めた「教育展」も同じ会場で開かれます。そのほか「市民舞台芸術祭」など、さまざまな催しが目白押しです。芸術の秋と言いますが、手近なところでまずは芸術に触れていただければと願っています。

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