教育委員だより No.154

                                                                  平成18721

                                        教育長 副島孝

タンザニアに出かけます

7月22日から10日間の予定で、タンザニアに出かけます。タンザニアと聞いても、どこにあって、どんな国かまでご存じの方は少ないことでしょう。タンザニアはアフリカの東海岸、赤道のすぐ南にある国です。北部のマンジャロ山から西部のヴィクトリア湖にかけての地域は、人類発祥の地でもあります。アフリカに多い部族紛争もほとんどなく、治安状態は比較的良いと聞いています。

小牧市とタンザニアとの関係ができたのは、愛・地球博のフレンドシップ事業のお陰です。昨年は市長が出かけ、タンザニア連合共和国、特にモシ市(モシ市は、キリマンジャロ山の登山基地ともいうべき町のようです)との交流の足がかりができました。今回は、商工会議所による訪問団と市の派遣団が合同で出かけます。市からは高校生と中学生の代表5名を派遣します。その引率という形で、私たちも同行することになりました。

交流にも、さまざまな形が考えられます。市としてはまず、小牧市の若い世代にタンザニアの姿を見て、感じ、考えてもらうことから始めたいと考えています。今回派遣する中学生3名、高校生2名は、24名の応募者から選ばれた生徒たちです。応募者は粒ぞろいで、誰を選ぶかで随分苦労しました。結果として男子3名、女子2名が選ばれました。男子の方が多いということも、最近では珍しいことです。タンザニア訪問自体がインパクトを持っていたからだと考えています。彼らはきっと若い感性で、いろんなことを吸収してくれると期待しています。

学校も訪問しますし、大使館やJICA(国際協力機構)の活動なども知る機会にもなると思います。もちろん世界遺産になっている国立公園や動物保護区なども、見学する予定です。タンザニアに行くことになってから、いろんな人が情報を寄せてくれました。それによると、赤道近くと言っても、沿岸部の熱帯気候から山岳部では寒暖の差が大きく、高地では朝晩は肌寒いくらいだそうです(だから、どんな衣類を用意したらよいのか困っています)。

黄熱病の予防接種も受け、マラリアの予防薬も飲んでいます。大変だなあと多くの人に言われますが、実際には楽しみにしています。現地の食事をとり、できるだけ好奇心旺盛に見て回りつもりです。予想と違うことも多いでしょうが、可能な限りの見聞をして、その結果をまとめたいと考えています。どういうやり方をすれば息長い交流ができるかを探るのが、今回の私たちの主目的ですから。

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