教育委員だよりNo.196

                                                               平成19126

                                        教育長 副島孝

1回地域コミュニティセミナー

毎年この時期には、市P連(小牧市小中学校PTA連絡協議会)の研究発表会が開かれます。本年度も一色小PTAから「共に支え合い 共に喜び合う」と題する研究発表があり、質疑応答が行われました。地域や学校と協力し合いながら、親としても役に立つ活動を続けている姿が発表されました。社会見学の参加者が定員いっぱいだそうです。最近では珍しいと思っていたら、低学年の子を帰校まで安全に世話をしているとのことでした。いつもながら、PTAごとに工夫があるなあと感じました。

さて、今年度は新しい試みとして、第1回地域コミュニティーセミナーと銘打ち、家庭・学校・地域合同研修会を、市P連研究発表会の後半に持ちました。参加者はPTA役員・学校長・学校地域コーディネーター・区長会の地区会長・3あい事業委員長で、総勢250名ほどです。5つの分科会に分かれた話し合いの後、全体会を行いました。

生涯学習推進会議会長の伊藤健次先生と私は、全体会の講評を頼まれていたので、全部の分科会をのぞかせてもらいました。初めての試みで時間の制約もあり、話し合いとまではいかないものの、生涯学習関係の嘱託指導員の司会でさまざまな立場からの事例や意見が出されていました。これらの方々が一堂に会して意見を出し合う機会は、これまでほとんどなかったのではないかと思います。

全体会では、伊藤先生が市の生涯学習推進会議の立場から、地域力を高める視点でお話しいただきました。私からは、理想像から見ると不満な点が多いかもしれないが、小牧市での子どもたちを巻き込んだ地域の取組みはすばらしいということをお話し、この機会にコーディネーターや事業の紹介を行いました。改善は必要なものの、1回目としては良い機会となったのではないでしょうか。

この試みは、従来もPTAなどを通じてお願いしていた、家庭教育充実に対する教育委員会の取組みの一環です。先日、映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見てきました。感動して涙しましたが、昭和30年代が親子や家庭にとって決して理想的な時代でなかったことも事実です。いつの時代にも、その時代特有の課題があります。昔は良かったと逃げるのではなく、今に向き合っていきたいと考えています。

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