教育委員だよりNo.236                                                                                            

平成21326

教育長 副島孝

充実した講義2つ

年度末の慌ただしい時期ではありますが、それでも充実した時間を過ごせるひとときがあるのは楽しいものです。講演というよりも講義という言葉が相応しいお話を、1週間の間に2回も聞くことができました。

一つは織田信長サミットに合わせて、原則毎月第3土曜日に行われている連続歴史講座です。3月21日は、松下浩先生(滋賀県教育委員会)の「信長の城」でした。この連続講座は、サミットを単なるイベントに終わらせるのではなく、歴史ファンに学術的な情報を提供するために、愛知文教大学と提携して企画したものです。

少し専門的すぎる企画かなとも思いましたが、70人を想定した募集人員が倍以上の応募があり、急遽会場を変更する状況になりました。講義になれてはいない研究者のお話ですが、元資料に接している立場からのお話は、いわゆる講演とは別な意味での楽しさがあります。現在第2期(4月〜6月)を募集中ですので、多くの方のご応募をお持ちしています。

さてもう一つは、第0回初任者研修と銘打った、4月から先生になる人たちのための講座です。例年4月に新学年が始まってから第1回を開催していたのですが、それでは遅いと感じていました。新任の先生にとっては、4月当初こそ大事だと思うからです。採用前ですから、無理に参加させるわけではありません。だからこそ、参加してよかったと思えるような講座にする必要があります。

今回実施できたのは、この企画にピッタリな講師野中信行先生にお願いすることができたからです。昨年の教師力アップセミナーで講演後お会いする機会があり、直接依頼することができました。ずいぶん入念なご準備をいただいたようで、本当に役に立つ資料も配付していただけました。大学の卒業式等で参加できない方もありましたが、初任研指導の先生をはじめとベテランの先生方の参加もありました。

たぶん配付資料の価値は、新任の先生よりもベテランの先生のほうがわかると思います。そういう方が、基本をわきまえた上で、初任者の持ち味に応じた指導をしていくことによって、一人前の教師が育っていくのだと思います。4月2日には、市の第1回の初任者研修を行います。毎年その会で私は、講話やミニ授業を行っています。今回は何をやるか、快いプレッシャーを感じています。

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