教育委員だよりNo.241                                                                                            

平成21522

教育長 副島孝

新型インフルエンザへの対応

新型インフルエンザの問題で、日本中が対応に追われています。私たちもゴールデンウィーク後半から、対応と状況の変化に右往左往といった状態です。感染期としては、国内感染の時期を迎えているようです。症状に関しては、弱毒性だということが明らかになりました。そのため最初の頃ほど深刻ではありませんが、それでも感染を重ねる内に強毒に変化する可能性もあると言われており、気を抜くわけにはいきません。

今週初めには、臨時の校長会議を開きました。感染者が発生した場合の休校措置や修学旅行や野外生活などについて、対応の基本を確認し合っておく必要があったからです。その後も状況は刻々と変化しておりますし、国や県の対応方針も変更されてきています。子こどもたちの安全を第一にという方針を基本としていますが、あまりに過剰な反応は非現実的だとの認識も広がってきています。

学校が感染の場となる可能性は大きいので、何らかの休校措置は必要です。しかし、単に休校にするだけでは済みません。休校中の子どもたちへの連絡や課題の指示方法などを、詰めておく必要があります。県内では、B型インフルエンザによる学級閉鎖が行われている学校が、現在もあります。また、百日咳が、大人も含め流行しているそうです。

修学旅行や野外生活の中止や延期には、目的地の発生時の対応状況も考慮して考える必要があります。キャンセル料などの問題も生じますが、それで判断するわけにはいきません。コース等の調整で可能になる場合も考えられます。他人事ではありません。私自身が参加しなければならない全国大会も、来週後半には予定されています。

心配の種は尽きませんが、いざという場合の対応策は用意しながら、状況を見て判断することになると思います。どのような判断を下しても、すべての人が納得するとは考えられません。後から結果論で責めるようなことは、個人的には最も嫌いなことです。学校任せにしたり、準備もないのに措置を決めたりする、などということだけは避けたいと考えています。

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