教育委員だよりNo.264                                                                                            

平成22818

教育長 江口 光広

上海万博愛知ウィークに参加して

  8月上旬に3泊4日の日程で、上海万博愛知ウィーク関連行事に出席のための愛知県市長会行政視察(上海・南京)に一員として参加してきました。とにかく暑かったというのが視察全体を通しての率直な印象です。万博会場の上海も暑かったのですが、南京へ移動するとき現地ガイドがこれから行くところは中国三大火鉢の一つと言われているくらい暑いところですと説明しました。着いてみたらそのとおりで40度近い気温になっており、着用していた帽子からは白く塩を吹いていた有様でした。

 万博関連では、初日に上海市内のホテルで愛知ウィークレセプション、2日目は万博会場の日本館イベントステージでの同オープニングセレモニーに参加し、引き続き日本館を視察しました。そして黄浦江という河の両岸に会場が建設されているため船で対岸に渡り、引続いて日本産業館を視察したわけですが、会場内はとにかく広いという一言に尽きました。その会場を埋め尽くす大勢の中国の人々の熱気、加えて真夏の暑さもあり、長時間並んでさらに他のパビリオンをも視察するということはとても無理な状況でした。
 上海を訪れたことのある方はご存知のことですが、市街地は至る所に高層のビル、マンション、アパート群が林立し、その姿には驚くしかありません。特に黄浦江東沿岸地帯にそびえる上海のランドマークたる東方明珠テレビ塔やつい最近まで高さ世界一といわれた上海環球金融中心ビルがある地域はほんの15年程前までは畑だったと聞いた時、中国経済の現下の発展のすさまじさを実感しました。同行の方と、こんな勢いで住居などを建設して学校等の教育施設は対応できているのだろうか。そして世代が変わってそれらが同時期にいっせいに不要になったときはどうするのだろうと余計な心配をしてしまいました。

 そういった経済成長を反映してか、上海の空気はスモッグで曇り、高層ビルの展望台から眺めても景色はぼんやりとしか見えませんでした。最終日に視察した南京の経済技術開発区にあるクリスタルバレー(高世代液晶製品工業団地)も含め、短い日程でしたが中国の実情の一端を知る機会となりました

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