教育委員だよりNo.273 

平成25419

教育長 安藤 和憲

教育長就任にあたって

 

 教育長の任に就いて3週間あまりが経ちました。この間、学校教育や社会教育に関わる多くの関係機関の会合に出席させていただきました。その中で感じたことは、シルバー世代の皆さんが、お元気に活躍されているということです。小牧も近い将来、4人に1人は65歳以上という超高齢社会を迎えます。小牧市民一人ひとりが、自己を高め、社会に積極的に関わっていくことができるように、教育環境を整備していくことの大切さを感じています。

 平成25年度、小牧市では「第3次小牧市生涯学習推進計画」を策定し、向こう7年間、“人づくり”“地域づくり”を通して地域の教育力向上を目指した「スポーツや文化、ボランティア活動など多様な活動を通して、市民の皆さんがつながり合い、笑顔が輝くまちづくりに向け力を尽くしていきたいと思います。

 学校教育におきましても、入学式も終わり、順調に平成25年度が始まりました。不安な中にも大きな期待感を持って入学してきた子どもたちの思いを、しっかりと受け止め、寄り添うことのできる教育を保障していきたいと考えています。

 私の教育信条は、「人づくりは心づくり」です。自分自身を的確に見据え、素直な心で物事を捉えることのできる人間であれば、将来、社会人として自立する時がきても、自分の足で逞しい一歩を踏み出してくれるものと確信しています。また、心をつくるということは、相手の気持ちを思いやることにもつながります。心の痛みの感じ取れる人づくりを目指していきたいと考えています。

 現在、小牧市では、学校という集団生活の場で、良好な人間関係のもと「学び合う学び」の授業を実践してきています。時には、小グループになって課題を話し合い、時には、コの字の隊形になってお互いに顔をつき合わせて考えを深め合う授業手法です。この授業手法の根底には、その学級の中に相手を認め合う支持的風土が育っていることが大前提となってきます。このように、子どもたちがお互いを認め合う良好な関係を築いていくことで、あらたな不登校児童生徒をつくらない抑止力になってくれればと期待しています。

 平成25年度の初めにあたり、小牧市の教育環境の整備と充実・発展のため、自己研鑽を深めていきたいと決意を新たにしているところです。

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