教育長だより  


No.283

平成30 3月23

教育長 安藤 和憲


教育長退任にあたって 

 

 この度、任期満了にともない教育長を退任することとなりました。これまで5年間のご支援に対しまして、心より感謝申し上げます。

在任期間中を振り返るとき、多くのことが思い返されます。

まず第一に、新小牧市立図書館建設についてです。紆余曲折はございましたが、現在基本設計段階にきております。今後、実施設計、建設工事へと事業が着実に進展していくことを願っております。

二点目は、全ての小中学校にエアコンが設置されたことです。今では、梅雨時の蒸すような暑さや真冬の底冷えする寒さの中でも、快適な学習環境のもと充実した学校生活を送ることができております。

三点目は、小牧市教育振興基本計画の策定です。これは、今後十年間の小牧市の教育の指針を示したものです。今後、この振興基本計画が示す施策の実現に向け、様々な取組が実践されていくこととなります。

四点目は、小牧市モデル「コミュニティ・スクール」の導入です。平成30年度から市内全小中学校で導入されることとなります。各学校では、育てるべき児童・生徒像を描き、その実現のために学校教育目標を定めております。しかしながら、その実現のために励む教職員の労力には限界があります。今こそ人生の先輩である地域の皆さんの力をお借りして、地域とともに子どもたちを見守り育てていく地域組織が求められております。初年度は、立ち上げの年でもあり学校運営協議会が機能していくには多くの熟議が必要になってくると予想されます。原点は、地域と学校が手を携えて、「地域とともにある学校」を創り上げていくことにあると考えています。一人でも多くの皆様に、コミュニティ・スクールに関わっていただけることを期待してやみません。

最後に、この5年間、私の心の支えとなったのは、「根を養えば、樹は自ら育つ」という、昭和の教育者東井義雄氏の言葉です。私は、氏の「根」を「心」と読み取って実践してまいりました。人づくりは心づくりと捉えて務めてきたこの5年間は、私にとってかけがえのない幸せな日々でもありました。

 これからの小牧市政ならびに小牧の教育の発展を、心よりお祈り申し上げまして、退任に際しての挨拶といたします。有難うございました。

 

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