学校日記

「マーラーカオ」と「タイピーエン」 ーきょうの給食ー

公開日
2017/05/30
更新日
2017/05/30

全校の部屋

 先ほどの記事でもふれたように、きょうは変わったメニューが2つもでました。

 まず、左が「マーラーカオ」。中国風の蒸しカステラです。しっとりとした感触で、ほんのり茶色をしています。最近では、パン売り場にも置かれています。

 右の写真が「タイピーエン」と呼ばれる熊本で食べられている料理です。明治時代に中国から熊本にやってきた人が、中国の料理をもとに考え出した料理だといわれています。中国ではアヒルのゆで卵が入ったスープワンタンのことを「タイピーエン」と呼ぶそうですが、その頃の熊本には、アヒルの卵はあまりなじみがなかったので、にわとりのゆで卵を揚げたいれたそうです。
 現在の熊本では、豚肉や魚介、春雨、野菜と一緒に具だくさんのスープにして食べます。熊本県は昨年、熊本地震でとても大きな被害を受けました。熊本の郷土料理を味わいながら、被害にあわれた方々に心をよせ、復興を願いたいと思います。