学校日記

4年 算数授業研究

公開日
2017/07/05
更新日
2017/07/05

4年生の部屋

授業者の指示や声かけをよく聞いてみました。
ちょっと、問題の難易度を上げると、たちまち自信がないのか、挙手が減ります。
そんなときにこそ、ペア学習やグループ学習を取り入れ、互いの意見交換をさせています。友達の考えを聴くことによって、問いの答えを見いだしたり、自分の考えを確認したり、理解を深めたり・・・グループの中でもいろいろドラマティックなストーリーが生まれているのです。
グループでの話し合いの後、子どもたちはもう一度発表を促されました。「少しずつ、友達の言葉に言葉を足していこう」なるほど!子どもたちに自分たちの考えをつないで話し合わせるための言葉がけですね。
やや少ない挙手に対して、すかさず先生は「グループで話し合ったあとだからさっきよりは手が挙がるといいな」と子どもたちを刺激しました。挙手の数が少し増えました。さらに「自分はわからなかったけど、グループの友達はこう言ってたよという発表の仕方でもいいんだよ」ともう一回子どもたちの背中を押します。ぐっと挙手の数が増えました。こうした何気ない教師が子どもたちを支援する言葉がけが子どもたちの意欲・がんばりにつながるのですね。