学校日記

浮いて待て 1 ー5年着衣泳ー

公開日
2018/07/12
更新日
2018/07/12

5年生の部屋

きょう5年生は、外部講師をお招きして「命を守る着衣泳」を行いました。「着衣泳」といっても、泳ぎません。「浮いて待つ」技術を体験しました。

水の事故の約8割は、魚釣りや通行中、水遊びなど、服を着たままの状態で事故にあっています。おぼれるのは、着衣状態で無理に泳ごうとするからであり、衣服に含まれる空気を浮力に浮いて待つことで、水の事故から生還できる可能性が高まります。

まず、水難学会の着衣泳指導員の資格を持つ講師の方から、スライドを使ってその仕組みを学びました。「浮いて助けを待つこと」これが1番大事な点です。決してあわてたり泳いではいけません。おぼれている人がいても、泳いで助けにいってはいけません。二人ともおぼれてしまった例はたくさんあります。実際にペットボトル1つで助かったニュース映像も見せてもらいました。

合い言葉「浮いて待て」の重要性がよくわかりました。「UIMEMATE」(浮いて待て)とは、今や海外でも注目される日本発の水の事故対策だそうです。