5年 音楽
- 公開日
- 2018/11/07
- 更新日
- 2018/11/07
5年生の部屋
「まちぼうけ」という曲について、学習していました。
なんと!北原白秋作詞、山田耕筰作曲という名曲です!
子どもたちにとっては、ちょっと難しい言葉も出てくるので、場面を想像しながら歌うと、楽しく練習できると思います。
歌に登場する主人公は、ごく平凡な一人の百姓でした。真面目に畑を耕し、手間暇をかけて作物を収穫し生活していましたが、ある日、なんと、畑にあった切り株にうさぎが激突!労せずして、獲物が手に入りました。この百姓は思わぬごちそうにありつくことができたのです。
待っているだけでごちそうが手に入ったことに味をしめ、次の日から百姓は働くのをやめ、また切り株にうさぎがぶつからないかと、ただひたすらぼーっと『待ちぼうけ』の日々を過ごしたのです。
来る日も来る日も『待ちぼうけ』。切り株見つめて『待ちぼうけ』。
いつまでたっても、獲物はあらわれず・・・
一方で、手入れをしない畑は荒れ放題になってしまったのです。
気づいたときにはもう手遅れ。畑はすっかり荒れ野と化してしまいました。
やはり、楽して、もうけることはできないものです。
毎日、毎日、労を惜しまず、まじめに働くことが大切です。
という格言の意味ももつ歌です。
こっけいさやあわれさを味わいながら歌いましょう。