学校日記

4年 社会

公開日
2018/11/14
更新日
2018/11/14

4年生の部屋

「火事からくらしを守る」の単元に取り組んでいます。
消防署を見学したり、消防士さんの話を聞いたり、資料で調べたりして、火事からくらしを守るため、消防署で働いている人々がどんな工夫や努力をしているのかを学習します。

きょうのめあてが黒板に明示してありました。

消防士の工夫を探そう〜はやく火を消す工夫とは〜

実は・・・!
こうして、めあてがはっきりわかっていて、しかも、黒板にきちんとかいてあることが子どもたちにとってはすごく大事なことです。
本時のめあてを「文字」として「目で見ること」で、この45分で自分がなにを解決したらいいのか、どんなことを中心に友だちと話し合ったり調べたりしたら良いのかがとてもわかりやすいです。だから、子どもたちは、本題から大きくそれることなく、友だちと意見交流をしたり、自分の考えを深めたりしていくことができるのです。

ただの「意見発表」をさせるだけでなく、子どもたちの考えをうまくつなげていました。
友だちの考えをもとにして、自分の考えと比較し、補足したり疑問を持ったり。
じっくり考え直す場面も!
子ども同士の意見を「つなぐ」ことで、友だちの考えを「聴く」子どもが育っていきます。
また、社会科の学習では、資料の提示も重要です。子どもたちの発達段階や興味関心に添った資料・めあてを達成するための適確な資料を選択しておかなければなりません。そのために、先生たちは毎日、遅くまで教材準備をしています。学年での話し合いも積み重ねています。