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6/22 校長先生の「学校がよくわかる話」

公開日
2013/06/22
更新日
2013/06/22

総務委員会

今回より、PTA委員会の日程を変更して、校長先生の「学校がよくわかる話」を開催することになりました。


第1回の話題は「中学校学習指導要領の変遷」

「学習指導要領」は、国により学校で教える内容を定めたもので、10年ごとに改定されます。

「学習指導要領」が変われば、教科書も変わりますし、授業数が変われば、教員の人事も変えざるをえません。


昭和44年から、現在(平成20年)までの、授業時間数の比較から、学校での苦労話を聞かせていただきました。


保護者の皆さんもご承知のとおり、私たちが中学生だったころと今の子どもたちでは、授業時間も違いますし、学習する内容も変わっています。

途中「ゆとり教育」が取り入れられましたが、学力面では思うような成果が得られず、今の子どもたちではまた授業時間数が増えています。


そのような状況の中で、国が「学力」を数値で測れるようにしようということで「全国学力・学習状況調査」が始まりました。

そこでは、「応用力」(自分で読み解く力)を重視した問題が出題されています。

ということは、子どもたちにそのような力をつけさせたい、と考えているということだと思いますが、現実的には授業時間の確保も難しい問題のようです。


「学習指導要領」という言葉は聞いたことがあっても、それがどういうものなのかをご存じない保護者がほとんどだと思います。

今回の校長先生のお話は、私たちにもわかりやすく、学校現場のご苦労がよくわかる貴重なお話しでした。
ありがとうございました。