広島「原爆の日」に想う
- 公開日
- 2013/08/06
- 更新日
- 2013/08/06
総務委員会
今日、8月6日は、広島「原爆の日」です。
皆さんもご存じのとおり、68年前の今日、広島に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの命を奪いました。
今日の平和記念式典では、この1年間に死亡が確認された方や、新たに亡くなった方5,859名の名前が書き加えられ、総勢28万6,818名になった原爆死没者名簿が、原爆慰霊碑に納められたそうです。
私たち保護者全員が、広島の原爆投下については、学校で学んできました。
もちろん、子どもたちも学んでいます。
これからも、世界で唯一の被爆国である日本の国民として、学び続けていかなければならないことですね。
「起こった事実」を教科書で学ぶことはできます。
しかし、実際に体験した人の話を聞くことや、被爆地を訪れて本物の資料を見ることで、実感につなげることができますね。
実感につながったほうが、より理解が深まると思います。
でも、戦後68年が経ち、当時を知る人たちは、年々減ってきています。
子どもたちの祖父母の世代(私たちの両親の世代)でも、戦争を経験していない人が増えています。
戦争の悲惨さを風化させず、子どもたちに伝えていくために、「語り継ぐこと」の重要性がとても高まっていると感じます。
子どもたちには、年に一度、この時期だけでも、戦争で起こった悲劇について、しっかりと目で見て、耳を傾けてほしいと願っています。
今日の平和記念式典には、福島の原発事故の影響で全町民が避難を余儀なくされている浪江町の町長さんも参列されていた、とニュースにありました。
「爆弾」「発電」と形は違いますが、今日のニュースが「原子力」についてご家族で考えるきっかけになるといいですね。
※写真は、中日新聞HPから引用しています。今日の原爆ドームの様子です。