「ネット依存の子どもたち」に想う(1)
- 公開日
- 2013/08/29
- 更新日
- 2013/08/29
総務委員会
最近よく耳にするようになった言葉に「ネット依存」という言葉があります。
連日のように新聞、テレビなどのニュースで取り上げられているので、保護者の皆さんもよくご存じですね。
以前、小牧中HPでも、校長先生が記事を書いて下さいました。
厚生労働省の調査の結果、中高生に「ネット依存」が広がっており、睡眠に悪影響が出ている、という内容でした。
(【小牧中HP】新聞記事「ネット依存の中高生、51万人・・・睡眠に悪影響」 8/3)
夏休み中、子どもたちの様子を見ていると、より「ネット依存」が進行しているように感じられます。
自由な時間が増えた分、ネットにつながる時間も増えてしまっています。
ただでさえ生活リズムが狂いがちな休み中に、ネットも加わって、完全に昼夜逆転の子どもがたくさんいます。
このまま2学期が始まってしまうと、2学期は行事も盛りだくさんですし、まだまだ暑い日も続き、体力的にも厳しい日々となりますので、子どもたちは乗り越えられるだろうかと心配しています。
先週、中日新聞の家庭欄で「ネット依存の子どもたち」という連載がありました。
ご覧になった方もいらっしゃることと思いますが、3回に渡った連載で書かれていた内容を、簡単にご紹介します。
「ネット依存の子どもたち」が、今、抱えている問題について書かれた記事です。
・「つながり」に終日縛られ
子どもたちの間で爆発的に広まって利用されている「LINE」に代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の使い方により、子どもたちがスマホやケータイを手放せない状態に陥っている。
「返信」することに負担を感じていながら、仲間はずれやいじめにつながるのを恐れてやめられない。
・体調不良、生活に支障も
オンラインゲームなどにのめり込み、昼夜問わずやり続けることで体調を崩す。
自律神経のバランスが崩れ、体調不良ばかりでなく、現実とネットの区別がつかなくなることも。
ネット依存の低年齢化が進んでいる。
・背景に家庭環境や孤独感
現実の生活で孤独感を感じていたり、じぶんが認められていないという不満があるとネットの世界にのめり込みやすい。
ネット依存には、家庭環境やいじめなどの人間関係が影響している場合もある。
これらの記事は、中日新聞Webサイトで読むことができます。
ぜひ一度ご覧ください。
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●ネット依存の子どもたち(上) 8/21
●ネット依存の子どもたち(中) 8/22
●ネット依存の子どもたち(下) 8/23