「学校視察」に想う(1) 〜「しゃべり場」の良さ〜
- 公開日
- 2014/01/29
- 更新日
- 2014/01/29
総務委員会
1/28(火)岡山県総社市から、総社西中学校の先生が2名来校されました。
【小牧中HP】総社市立総社西中学校から視察 1/28
学校HPの記事にあるように、PTAから土屋母代と斎藤副会長も同席させていただくことができました。
学校への視察に参加させていただくことはもちろんですが、他校の先生とお話しをする機会は、そうそうあるものではありません。
ドキドキ緊張しましたが、とても良い経験をさせていただいたことに感謝しています。
総社西中学校では、研究指定校として「情報モラル教育」に力を入れておられるそうです。
その中で、生徒の実情に合わせた教材選びの難しさを実感されており、最近のネット事情の変化の早さから、「良い」と思って準備を進めても、研究授業に使うころには、別の問題がクローズアップされていて、「古い情報」になってしまうというご苦労もあるようです。
また「しゃべり場」の活動に興味を持たれたことからもわかるように、「学校と家庭の連携」についても、今後取り組みを進めたいと考えておられるとのことでした。
そこで、私たちPTAが「しゃべり場」をやることになった経緯を、お話しさせていただきました。
また、「しゃべり場」を通じて感じた、次のようなこともお伝えしました。
・ネットの問題は、学校と家庭と地域が一緒に考える問題だと思うこと
・保護者どうしで話し合う場を作り、問題や対応策を共有することが大切だと思うこと
・そしてそれらの情報を、学校も一緒に共有することが重要だと思うこと
総社西中学校の先生方のお話しを伺っていても、ネットの問題は、今や本当に全国的な広がりになっていることがわかります。
そして、「問題が起こっても、これをすれば大丈夫」という明快な解決策がないのが難しいところです。
だからといって指をくわえて見ていればいい、というわけではなく、私たちにもできることはあります。
それが「しゃべり場」だったのです。
その「しゃべり場」や、「しゃべり場」開催のための「講師養成講座」をやっていく中で、改めて思ったことは「日頃から何でも話せる関係になっておくことが一番大切!」ということでした。
親子、先生と生徒、先生と保護者、それぞれが「困ったときにすぐに相談できる関係」になっておくことが大切ですね。
思春期真っ只中の難しい年頃の子どもたちですが、「つかず離れず」の距離感で見守っていけるといいですね。
そして、毎日忙しい先生方ですが、先生と保護者がコミュニケーションを取れる場を少しずつでも作っていけるといいですね。
そんな保護者としての想いもお伝えすることができました。
短い準備期間しかない中、「しゃべり場」開催にご尽力いただいた、市内9中学校のPTAの皆さん、地域コーデイネーターの皆さん、先生方に、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
玉置校長先生のご配慮で、「しゃべり場」に関する資料一式をご準備いただき、総社西中学校の先生方にお渡しすることができましたので、いつか総社西中学校版の「しゃべり場」が開催されることを、心から願っています。