「学校視察」に想う(3) 〜「学び合う学び」の良さ〜
- 公開日
- 2014/01/29
- 更新日
- 2014/01/29
総務委員会
視察の後半は、校長先生の「情報モラル」の模擬授業に参加させていただきました。
「情報モラル」の教材ビデオを見ながら、校長先生は途中でビデオを止めて質問を挟みながら、授業を進められました。
参加者は、みんな「いい年をした大人」ばかりでしたが、それぞれの質問で意見が分かれたり、他の人の意見を聞いて、自分の意見が揺らいだりと、とても新鮮な体験になりました。
先生方は、実際の授業の中で「この授業でどのような力をつけさせたいのか」という「めあて」を持って授業に望まれていることが、とてもよくわかりました。
今回の授業では「いろいろな観点(道徳観)があることを知る」「自分の観点以外の観点について考える」ことを「めあて」にされていました。
これは「情報モラル」だけでなく「道徳」に通じることでもあり、校長先生いわく「他の授業でもやっていること」だそうです。
子どもたちは、「学び合う学び」の中で、グループで話し合い、他の人の意見を聞き、自分の意見を伝えることを、日常的に行っています。
こうした経験を積むことで、他人を理解し、思いやる気持ちが持てるようになっていくのだな、と実感することができました。
遠くからお越しいただいた総社西中学校の先生方、貴重な機会を作っていただいた玉置校長先生、本当にありがとうございました。