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2024年12月までの記事

「一つになる」ということ 〜生徒の皆さんへ〜

公開日
2014/03/03
更新日
2014/03/03

総務委員会

3月になりました。

先週「巣立ちの会」を終え、学校は「卒業式」に向けての動きが中心になっていきます。
生徒の皆さんは、それぞれ今年度の総まとめとしてのこの時期を、どのような気持ちで過ごしているでしょうか。
卒業する3年生は、もちろん卒業式へ向けての気持ちが高まっていることでしょう。


学校にとって、「卒業式」は特別なものです。
(正式には「卒業証書授与式」といいます)


一年を通していろいろな行事がありますが、「卒業式」は別格です。
教育課程を修了したことを証する「卒業証書」が授与されますが、これはあなただけの特別なものです。


その大切な「卒業証書」は、小牧中学校では、一人一人に校長先生が手渡します。
小牧中学校での3年間の学びに恥じない、立派な態度で受け取ってほしいと思っています。


「きちんとやる」ことは、決して恥ずかしいことでも、かっこ悪いことでもありません。
校長先生が日ごろからおっしゃっている「ABCDの原則」を思い出してみてください。

当たり前のことを、バカにしないで、ちゃんとやれるのが、できる人


名前を呼ばれたら、大きな声ではっきり返事をする。
背筋を伸ばして立つ。
静かに、さっそうと歩く。
礼はしっかり腰から曲げる。
一つ一つの動作を丁寧にする。


卒業式の最中、これらの行動を何度もする場面があります。
生徒の皆さんが、これらの行動を意識して行ってくれれば、きっと最高の卒業式になります。


送られる3年生にとっては、最後の勇姿を見せられるチャンスです。
3年間の感謝の気持ちを込めて、先生方や保護者の皆さんに、すばらしい姿を見せてほしいと思います。


送る側の1、2年生も、いつか送られる側になるときが来ます。
その時のためにも、先輩を精一杯の「ABCDの原則」で送ってあげてほしいと思います。
そして、小牧中学校のよき伝統を、後輩に引き継いでいってほしいと思います。


卒業式は、卒業する3年生だけのものではなく、1、2年生も一緒になって作り上げる行事です。
「みんなで一つになる」最後の行事を、力を合わせて作り上げてほしいと願っています。