「給食費」のおはなし
- 公開日
- 2014/03/22
- 更新日
- 2014/03/22
総務委員会
今朝の中日新聞(3/22)に「給食36%が値上げ」という記事が掲載されていました。
4月の消費税増税に伴い、愛知、岐阜、三重の3県で、36%に当たる45市町村が、4月から小中学校の給食費の値上げをする、とのことです。
記事によると、小牧市では1食当たり「小学校で+15円」「中学校で+20円」の値上げになるそうです。
以下、記事を引用してご紹介します。
*****引用開始*****
学校給食法では、設備や調理員の人件費は自治体が負担し、食材費は保護者が負担するよう定めている。
12年ぶりの値上げとなる愛知県小牧市の担当者は「ほかの自治体が上げないのに小牧だけ上げるわけにはいかなかった。たまたま消費税が上がるタイミングになった」と本音を漏らす。
*****引用ここまで*****
小牧中では、栄養教諭の林先生が、毎日「今日の給食」をアップしてくださっています。
その中で、最近の食材費の高騰で、給食費の範囲内でのやりくりが大変なことなども、合わせてお知らせしてくださっています。
そのことは、家計を預かる保護者の皆さんにも、実感としてよくおわかりいただけると思います。
値上げ額だけを見ると、「消費税の増税分よりも多いじゃないか」と思われる方も多いと思います。
今回の値上げは、増税分の値上げだけでなく、食材費の高騰分を補うものであることも、私たち保護者は知っておくべきですね。
給食を提供してくださる皆さんは、子どもたちに「安心・安全なおいしい給食」を食べさせることができるように、いろいろな工夫をしてくださっています。
給食費の値上げを喜ぶ保護者はいないと思いますが、限られた予算の中で、最大限の努力をしてくださっている皆さんに感謝して、相応の負担をしていくことが私たち保護者の義務ですね。
給食を食べる子どもたちにも、給食費の値上げのことをきちんと伝え、給食を作って下さる人々に感謝し、給食費を払ってくれる保護者にも感謝し、残さずしっかり食べる気持ちを持たせていきたいですね。