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新学期・保護者の心得(7)

公開日
2014/04/14
更新日
2014/04/14

管理人室

●部活動のこと

新入生歓迎会が終わり、1年生の皆さんは、そろそろ部活動見学が始まりますね。
先日、学校HPに、今年度は新しく2つの部活動が増設されることが、記事になっていました。

【小牧中HP】部活動の増設について 4/10


小牧中では、生徒は全員、部活動に参加することになっています。

1年生の皆さんの中には、これまでの小学校ではなかった「部活動」を楽しみにして、中学校に入学してきた人も多いと思います。

しかし、じっくり選んでいる時間の余裕はありません。
部活動見学をしたら、すぐに仮入部となり、どうしようかと迷っているうちに、あっという間に本入部となります。
小牧中には、たくさんの部活動がありますが、なかなか希望の部活動が決められない人もいると思います。
入学したばかりで無理もないことだと思いますが、まずは部活動見学のときに、先輩の様子をよく見て、自分に合っていそうな部活を見つけてください。

基本的に定員はないと思いますが、人気のある部活は希望者が多すぎたり、一方で希望者がいない部活があったりと、人数に極端な偏りが出てしまうことも少なくありません。
運動系の部活では、あまりにも人数が多すぎると、試合に出られる人数も限られている(一度も試合に出られないこともある)こともありますし、2年間やり通すことができるだけの体力があるかどうか、ということも含めて、顧問の先生と相談することもあります。

文化系の部活は、運動系の部活に比べると派手さはありませんが、コツコツと作品を作ったり、みんなで協力して大作を仕上げたり、達成感を味わうことができます。
文化祭が、大きな発表の舞台になります。

中学校の部活動は、教育活動の一環として行われています。

運動系の競技種目の部活動であれば、どうしても勝敗に目が行きがちですが、2年間(3年生の夏の大会で引退になります)、苦しくても頑張り続けること、チームメイトとの人間関係づくり(先輩・後輩の関係)、自分の技術や体力を磨くことなどを目標にして活動していきます。

ですから、1年生の皆さんには、ぜひ「最後まで続けられる部活動」を選んでほしいと思っています。
「ちょっと厳しいかも」という部活動に挑戦することも、きっと成長につながりますし、「あまり無理せず、今できることをやろう」という部活動であっても、きっといろいろな発見があるはずです。

保護者の皆さんにも、「子どもにとって、どの部活動が最適か?」というのは、とても判断が難しいことです。
お子さんに、じっくり考えさせてあげてください。
お子さんの気持ちを、しっかり聞いてあげてください。
お子さん自身が納得して選んだ部活動であれば、きっと最後までがんばれると思います。

中には、途中で「どうしてもムリ」となってしまう子も出てくるかもしれません。
それはそれで、子どもが自分自身を深く考えるよいきっかけになるはずです。

部活動では、良いことも悪いことも、うれしいこともつらいことも、いろいろなことが起こると思いますが、その時その時を温かく見守ってあげられるといいですね。