「食育だより」に想う
- 公開日
- 2014/04/29
- 更新日
- 2014/04/29
管理人室
先週、「食育だより4月号」が配布されました。ご覧になりましたか?
学校HPからもこちらで見ることができますので、ぜひ一度ご覧ください。
「食育だより」は、栄養教諭の林先生が、毎月発行してくださり、給食だけでなく、食にまつわるさまざまな話題を提供してくださっています。
今月の話題の一つに、「給食は教育活動の一環としての時間です」がありました。
子どもたちにとって、給食の時間は、学校生活の中でもとても楽しみな時間だと思います。
大好きなメニューのときはそれだけで「わーい!」という気持ちでしょうが、嫌いなメニューであっても、友達と楽しく会食しながらなんとか乗り切ることは、良い経験になるでしょう。
また、給食を食べられることへの感謝の気持ちを持つこと、短時間で協力して準備をすること、正しい箸の持ち方などの会食のマナーなど、実に多くのことを学ぶ時間になりますね。
そして、私たち保護者が子どものころにはなかった「食物アレルギーへの理解を深める」ということも、大切な学びになります。
「食育だより」の裏面にあるように、小牧市の給食では「乳」と「卵」の除去食に対応してくださっていますが、それら以外にもアレルゲンとなる食物がたくさんあり、場合によっては「代替のお弁当を持参」する生徒もいます。
【小牧中HP】4月23日の給食 4/23
食物アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こした場合、重篤な状態になると死に至ることもあります。
中学生ともなれば、本人も十分に自覚しているとは思いますが、担任の先生はもちろんですが、クラスのみんなの理解があれば、危険を防げる確率がより高まります。
ぜひ、子どもたちにも正しい知識を学んでもらい、全員が同じメニューを食べられないことをきちんと理解し、それでもクラスの全員が楽しい給食の時間を過ごせるような学級にしていってほしいものですね。
また、医療従事者ではない教員が、緊急時には「エピペン」注射をしなければならない可能性があります。
今朝の学校HPでは、昨日「エピペン」の使い方の研修会が開催されたことが掲載されていました。
「エピペン」の使用には、「迷わず注射することが重要」と言われますが、とっさの判断で対応できるように、先生方は、日ごろからこのような研修会をされているのです。
子どもたちに「安全・安心な給食」を提供してくださっている皆さんや先生方に、保護者も心から感謝したいですね。
【小牧中HP】研修「エピペン注射の使い方」実施 4/29