★「牧中・短歌の夕べ」作品集(5)
- 公開日
- 2014/07/25
- 更新日
- 2014/07/25
管理人室
「牧中・短歌の夕べ」作品集の第5回です。(最終回)
今回は、小牧中が小牧山にあったころの卒業生なら誰でも知っている「希望台」について詠った作品をご紹介します。
●小牧中の「伝統」「誇り」
シンボルは 小牧山見る 子どもたち 希望台から 視てた未来図
歴史ある 小牧の町に 希望台 親子三代 流れる時間
小牧中 天下を目指す 希望台 名に恥じぬよう 名を背負い継ぐ
声あげる 天下の牧中 誇り持つ 校歌を聞けば 歴史感じる
小牧山 T.義直が くれたらしい 伝統校の 誇りを思う
(注:T.義直→徳川義直)
《解説》
小牧中学校は、平成10年に現在の場所に移転するまで、小牧山にありました。
斜面に校舎が建ち、現在公園になっている部分が運動場でした。
運動場を見渡せる高台が集会のときの指令台となり、そこに「希望台」という石碑がありました。
「希望台」は小牧中のシンボルとして、長く生徒に愛されてきました。
現在も、「希望台」は小牧山に残されています。
卒業生の皆さんは、「小牧中といえば、希望台」という思いが強く、ワークショップに参加してくださった方々(昔の牧中生)は、懐かしそうに「希望台」のお話をしてくださいました。
親子三代にわたり小牧中で学んでいる地元の方もたくさんいらっしゃいます。
時代は変わっても「天下の牧中」の伝統は、親から子へ、先輩から後輩へ、受け継がれているのですね。
今の子どもたちが、また新しい「牧中の歴史」を作ってくれることを、楽しみにしています。
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5回にわたりご紹介した「牧中・短歌の夕べ」いかがでしたか?
参加者の「想い」が伝わってくる、ステキな作品の数々でした。
参加者の皆さん、企画してくださった原さん、名畑さん、ありがとうございました!
「学校環境プロジェクト」では、これらの「想い」を形にします。
2階玄関を入った壁面に「牧中物語の掲示板」が設置される予定です。
皆さん、お楽しみに!