★「LINE講座」で大人の学び(2)
- 公開日
- 2014/08/07
- 更新日
- 2014/08/07
管理人室
8/5(火)の「LINE講座」のまとめの第2回です。
●子どもたちに知らせていること
「LINE」では、子どもたち向けの啓発活動にも力を入れているそうで、学校での講演活動も行っているそうです。
そのときに子どもたちには、こんなことを話されるそうです。
・現実社会でやってはいけないことは、バーチャルでもダメ!
・悪いことをしたら、必ずバレる!
・思いやりを持った言動や行動を取ってほしい
・不確かな情報の伝達を止めてほしい
・投稿される範囲を把握すること、設定すること
・写真に位置情報が付加されていることを意識してほしい(LINEで送信する場合は、写真の位置情報は削除しているそうです)
・知らない人と会おうとしないでほしい
子どもは、学校で「情報モラル」を学んでいるので、個人情報の扱いなどは慎重になっています。
むしろ、大人の方がよっぽど危ない、と講師はおっしゃいました。
しかし、子どもには経験が少なく、「想像力」が十分に備わっていません。
ですから、ネット上なら許されるだろう、バレないだろうと甘く考えていたり、自分がした行為がどれほどの影響を及ぼすか、ということまで考えが及びません。
そう考えると、子どもたちに「設定方法」をうるさく指導することよりも、「悪いことはしない」「相手の気持ちを考える」「面白半分に情報を拡散しない」など、日常生活の中と同じような指導をしていくことが大切なのだろうと思います。
そして日常生活全般に関わることでもあるので、学校だけ、保護者だけ、ということではなく、両者が協力して指導に当たれるといいですね。
●保護者や教師が注意された方が良い点
「LINE」で、教職員や保護者に向けた講演をされる場合には、以下のようなことをお話しされるそうです。
・音楽プレーヤーやゲーム機でもネットはできること
→→これは「しゃべり場」でもお知らせしました。音楽プレーヤー・ゲーム機でも「LINE」はできますし、実はガラケーやPCでも「LINE」はできます。
・スマートフォンの起動制限アプリの管理設定
→→これも「しゃべり場」でお伝えしました。各携帯電話会社が「アプリの起動制限ができるアプリ」を提供しています。
(Android用)
◎NTTドコモ「あんしんモード」
http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/anshin_mode/
◎KDDI(au)「安心アプリ制限」
http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/safety/anshin-access
◎ソフトバンクモバイル「あんしん設定アプリ」
http://appaware.com/app/jp.softbank.mb.appfilter
iPhoneの場合は「Apple ID」を親が管理することが重要です
・子どもの携帯電話の契約、利用者が親になっているか
→→親になっている場合は「LINE ID検索制限」が使えませんので、ID検索ができてしまいます。(18歳未満はID検索ができなくなる制限のため、大人の場合は制限がかからない)
・クレジットカード番号を子どもに教えていませんか?
→→高額請求につながる恐れがあります
・電話番号がないと利用できないサービスを、親の電話番号を貸して登録させていませんか?
→→年齢制限に引っかからなくなってしまいます
・子どもが夜中までネットをしていませんか?
→→生活リズムが崩れて、依存につながります