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★「佐藤先生の講座」で大人の学び(1)

公開日
2014/08/08
更新日
2014/08/08

管理人室

8/6(水)も、小牧市教育委員会主催の小牧市夏季教職員研修会で行われた講座に、特別に参加させていただきました。

岩手県奥州市立常盤小学校の副校長(教頭)の佐藤正寿先生の「先輩の仕事術から学ぶ〜教師力を高めるために〜」という講座です。

佐藤先生の講座は、昨年度のこの研修でも開催されていて、多くの先生方が参加されていましたが、今年も同様に、たくさんの先生方が参加されていました。

学校HPや、講師の佐藤先生のブログでも、講座のことが紹介されています。

【小牧中HP】小牧市教職員研修会続く 8/6

【地域のよさ・日本のよさを伝える授業】小牧市・春日井市研修記 8/7(佐藤正寿先生ブログ)


小牧市では、夏休みに集中的にこのような講座を開催していますが、どの講座にも多くの先生方が参加されており、先生方の意欲的な姿勢に関心しています。

こうして熱心に学ばれる先生方の姿は、ぜひ保護者の皆さんにお伝えしたいことです。

そして、今回の講座のように「教員向け」の講座でも、私たち保護者にとっても勉強になることがたくさんありましたので、簡単に内容をご紹介します。


●「あこがれの人から学ぶ」

佐藤先生ご自身の経験から「あこがれの人から学ぶ」ことの大切さをお話しくださいました。

「あこがれの人」というのは、メディアに登場するような著名人ばかりでなく、身近なところにいる「先輩」でもいいのです。

先生方であれば「あの先生のような授業がしたい」「あんなふうに子どもと関わりたい」など、身近な「あこがれの人」を目標にすれば、目指す姿が明確なので努力しやすいのではないかと思います。

私たち保護者でも、身近なところに「あの人ステキ!」という目標の人がいれば、少しでも近づけるようにがんばろうという気持ちになりますよね。


そんな「あこがれの人」が見つかったら、「とにかく真似る」ことが大切です、と佐藤先生はおっしゃいました。

よく観察して、その動きを真似てみるのです。

最初はぎこちないでしょうが、繰り返し繰り返し真似てみることで、やがてそれは「自分の動き」になります。

スポーツでもそうですね。お手本の動きを真似ることで、体で覚えます。


佐藤先生は「真似ていく過程で、いろいろな発見があるはずです」とおっしゃいました。
「真似ること」と「コピー」は違うと思うのです。

「あこがれの人」の動きをそっくりそのまま「コピー」するだけでは、「あこがれの人以上」にはなれません。

「真似る」過程でいろいろな発見があり、それを自分が工夫していくことで、いつか「あこがれの人以上」になれるのかもしれませんね。


「真似る」ことが成長につながる、というのは、保護者の皆さんなら実感を持っておられるのではないでしょうか。

子どもたちは、親の真似をしながら成長していきます。

いつのまにか、私たちよりも上手にできるようになっていることが、たくさんありますよね。


私たち大人も「あこがれの人」を見つけて、真似ることで成長していけるといいですね。