★2/23 第2回学校評議員会
- 公開日
- 2015/02/24
- 更新日
- 2015/02/25
管理人室
2/23(月)「第2回学校評議員会」が開催されました。
学校評議員会とは、地域の代表の方やPTA関係者、地域コーディネーター、有識者らの方を学校評議員としてお迎えし、学校長が開催する会です。
6月に「第1回」が開催され、今回が今年度最後の学校評議員会となります。
今回は、今年度最後ということで、校長先生より、今年度の学校の様子についての報告の後、今年度の取り組みの成果についてのご説明がありました。
意欲的に新規事業に取り組まれており、それぞれに成果がありましたが、大きな成果を上げたものとして
・学校で勉強していこうクラブ
・ゲスト道徳
・己の授業を語る
・学校環境プロジェクト
について詳しくお話をお聞きしました。
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・学校で勉強していこうクラブ
地域コーディネーターさんを中心に、職員会議などで職員が不在になり、部活動のない日の授業後に、希望者が多目的室で自主勉強するものです。
昨年9月から始まり、これまでに17回開催され、参加する生徒の学習への取り組み姿勢も変わってきているようです。
大学生のボランティアや、本校の講師の先生方の協力を得て活動していますが、地域コーディネーターさんには「人間教育」もお願いしており、「あいさつ」「学習態度」「掃除」などの指導もしてくださっています。
・ゲスト道徳
いろいろな職業の方々に学校へ来ていただき、「ゲスト」として道徳の授業に参加していただきました。
1年生から3年生まで(特別支援学級も含む)の全クラスで、「ゲスト道徳」を行いました。
本校の「ゲスト道徳」は、授業をするのは校長先生と長岡先生で、先生がゲストの思いを引き出しながら、授業を進めます。
生徒は、ゲストの思いを「想像する」ことで、ゲストの人生に寄り添う体験をします。
さらにグループで相談したり、発表する中で、クラス全体で考えを共有し、友達のいろいろな意見を知ります。
そして、目の前にいるゲストが、自分の思いを語るとき、どの生徒も真剣な表情で耳を傾けています。
それは「本物」の持つ力です。
今話しているゲストの言葉は、リアリティーを持って、生徒の心に届くのです。
・己の授業を語る
教職員向けの取り組みで、プロのデザイナーによる取材を受け、それをレポートとして全教職員に配布しました。
取材では、それぞれの考える「鍛える学び合う学び」についてや、授業で大切にしていることなどを話すのですが、これがとてもよい機会になっています。
普段なかなか自分の授業について他人に話すことはありませんが、話すことで考えが整理されるのです。
取材が終わって部屋から出てくる先生方の満足そうな笑顔が、この取り組みの成果を表しています。
デザイナーにお願いしたことで、とても素敵なレポートに仕上がりました。
・学校環境プロジェクト
6月の「第1回学校評議員会」で、このプロジェクトのためのワークショップを行いました。
歴史ある小牧中のこれまでの歩みがわかるような、2階玄関から職員室にかけての廊下壁面を飾る掲示物を作りました。
このプロジェクトも、上記と同じプロのデザイナー(原愛樹さん)にお願いしました。
先日、とてもすばらしい展示パネルが完成し、学校へお越しになる方や生徒たちも足を止めて見入る姿が見られるようになりました。
このような取り組みの成果について、評議員の皆さんからは
「学校で勉強していけるのは、とてもよいですね」
「道徳は大切です。よい取り組みですね」
「このレポートの先生方の表情がいいですね」
「先ほどパネルを見たが、とてもよいものができましたね」
など、好評をいただきました。
外部の方々に学校の取り組みを評価していただくことは、とても大切なことです。
先生や保護者といった当事者とは違った視点で、学校を見ていてくださる方がいらっしゃることは、とてもありがたいことだなと感じました。
お忙しい中お集まりいただいた学校評議員の皆さま、ありがとうございました。