健康診断のおはなし
- 公開日
- 2012/05/31
- 更新日
- 2012/05/31
総務委員会
昨日の学校HPの、内科検診にタクシーで向かうという記事、驚きました。
(内科検診のため校医へ向かう 5/30)
欠席生徒の検診のために、タクシーを使って移動するということを、ご存じでしたか?
市が費用負担をしてくれている、と記事にはありましたが、市内小中学校の全校に対してこのような費用負担をしているとなると、相当な金額になることは想像がつきますね。
学校にとっても、保護者にとってもありがたい話だとは思いますが、できるだけそういった費用を使わなくてもいいように、指定の検診日に学校で検診が受けられるように、とくにこの時期の子供の健康管理には気を付けていきたいですね。
児童生徒は、毎年健康診断を受けなければなりません。これは、「学校保健安全法」という法律で定められています。
どの学校でも、4〜5月に検診が集中するので、校医さんのスケジュール調整もたいへんでしょうね。
やむをえず当日欠席した生徒も、必ず検診は受けなければならないので、その再検診日の調整も難しいと思います。年度初めのこの時期は、行事が目白押しですから、学校ではその間を縫うようにしてスケジュールを立てて下さっているのでしょう。
病気は「早期発見、早期治療が大切」といいますから、こうして学校で毎年健康診断が受けられるのは、とても幸せなことです。
子供達は、やれ身長が伸びてないとか、やれ体重が増えすぎたとかで一喜一憂していますが、親としては身体の成長だけでなく、眼科検診や耳鼻科検診、歯科検診などの結果も気になります。
「お知らせ」のお手紙をもらってくるかどうか、とても気がかりですよね。
残念ながら「お知らせ」をもらってしまった場合は、面倒がらずに、なるべく早く病院を受診しましょうね。
放っておいて治療が長引いてしまうより、早く始めて早く終わらせてしまう方が、親子ともにラクですから。
こうして子供たちの健康は、学校も親もみんなで守っていますが、同様に先生方や保護者の皆さんの健康もとても大切なことです。
どうか無理せず、過信せず、いたわりながら、元気に毎日を過ごしていきたいですね。