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見守りのかたち 〜ほめる編〜

公開日
2012/06/03
更新日
2012/06/03

総務委員会

先日の学校HPに掲載された、生徒指導主事の先生のコメントはご覧になりましたか?
(4・5月を振り返って(生徒指導主事) 6/1)

ほめることはとても大切なことだと思います。「子供はほめて育てましょう」という話はよく聞きますね。

最近、「子供のほめ方がわからない」という声を聞くことがあります。そういう方は、自分がほめられた経験が少なく、ほめたくてもどうやって言葉をかけたらいいのかわからない状態のようです。

先生のコメント中に、
「人の悪い面はすぐに目につくものですが、いい面を見つけるためには、常日頃そういう目で生徒を見ていなければ、なかなか難しいことだと思います。そんな目で生徒たちを見つめていきましょう。」
という言葉がありますが、まさにそうだと思いませんか?

ダメな点、足りない点というマイナスな面は、ほんとにすぐに目につきます。
親であれば誰でも、子供のそういう面にばかり目がいって、ついつい注意してしまうことが日常茶飯事ですね。
そんなマイナス面は、ほんとは子供自身もよくわかっているので、そこを突かれると「わかってるのにうるさいな!」という気持ちになるのは当然でしょう。
たしかに、何度も言わなければ身に付かないことはあります。
でもそこを少し我慢して、子供を信頼してみませんか?
そして、良い面を見つけるために、そっと見守る気持ちを持ってみませんか?

私たち保護者にも「いいとこ見つけ」の練習が必要かもしれませんね。
「ほめてあげたいな」という気持ちで、子供たちを見ていると、きっと「ほめポイント」が見えてくると思います。
それを見つけたときは、素直に「よくがんばったね」「えらいね」「すごいね」と声をかけてあげて下さい。
特別な言葉でなくても、きっと想いは伝わりますから。
そして、いつも見守っているよというメッセージも伝わるはずです。

先生方の「やさしい見守りのかたち」に感謝しつつ、私たちも「親としての見守りのかたち」について考えていきたいですね。


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