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2024年12月までの記事

「学び合う学び」に学ぶ 〜わかる編〜

公開日
2012/06/25
更新日
2012/06/25

総務委員会

テスト勉強をがんばる子供たちへ

テスト週間中の週末、生徒の皆さんは、テスト勉強の追い込みでがんばったことでしょうね。(と、親は信じたい)

授業中に、わかったようなわからないような・・・という中途半端な形でやり過ごしてきた問題が、いざテスト勉強を始めてみると、やっぱりわからない!という状況になっていませんか?

授業の中で、4人組になって話し合うとき、自分が納得できるまで、友達と意見を言い合っていますか?
時間がなくて、適当に話し合いを済ませてしまうこともあるかもしれませんね。
ほんとは自分はよくわからないのだけど、それをうまく説明できないので、まぁいいかと友達の意見に同調することもあるでしょう。

話し合いをするとき、どんなことに気を付けますか?
友達に自分の意見を伝える時、わかってもらおうと一生懸命説明しますね。「わからない」と言われたら、どうしたらわかってもらえるか、よく考えて、伝え方を変えてみたり、時には絵や図を書いたりして、わかりやすくなる工夫をしますね。
そして、友達の意見を聞く時、自分の意見と同じなのか違うのか、違うならどうしてそう思うのか等、考えながら聞くので真剣に聞きますよね。

そうやって、学んだことは頭の中に入れておく(インプット)だけでなく、発表する(アウトプット)ことで、理解が進む(身に付く)のだそうです。(By 校長先生)

授業中、話し合いの場、それ以外にも学校生活の中では、いろいろな「わかったようなわからないような」場面があると思います。
どうかそのままにせず、小さなことでも「わかった!」を増やしていってほしいと思います。
「安易にわかったふりをしないこと」・・・この言葉には、わかるまであきらめずにがんばってほしい、という先生方の想いが込められていると思います。
(学び合う学び 6/19)

大人になると、わからないことでも知ったかぶりをしてしまうことがよくあります。
恥ずかしくて「わかりません」と言えなくなってしまうのです。
「わからないので教えて下さい」と言うことは、そんなの簡単じゃんと思うでしょうが、見栄っ張りな私たち大人にはとても難しいことなのです。
その点、あなたたちは堂々と「わかりません」と言えるのですから、ぜひその特権を活かして下さいね。

「わかった!」を少しずつ増やして、皆さんが自信を持って期末テストに臨めるように応援しています。


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