インターネットのおはなし
- 公開日
- 2012/07/19
- 更新日
- 2012/07/19
総務委員会
インターネットは、私たちの日々の生活の中に、急激に浸透してきました。
電子メールや検索などで、使わない日はない、というくらい生活に欠かせないものになっています。
インターネットは便利です。
知りたい情報が、瞬時に探せます。24時間、いつでも使えます。
メールは、電話や手紙よりも手軽な連絡手段です。
さらには、買い物もできますし、ゲームもできます。
ホームページやブログ、ツイッターなどで、自分のことを発信することもできますし、いろいろな人とつながることもできます。
まだまだ他にも、インターネットの楽しみ方はいろいろあるでしょう。
でも、良い面ばかりでないことは、皆さんご承知のとおりです。
急激に発達したため、ルールづくりが追い付いていない状況ですね。
とくに子供たちの利用については、学校や家庭での指導が不可欠だと思います。
まず第一に伝えておきたいのは、「インターネット上の情報は、すべてが正しいわけではない」ということです。
匿名性の高い掲示板やブログなどで流れている情報は、真実ばかりとは限りません。署名記事であっても、中にはねつ造されたものもあります。
大津市のいじめ事件に関して、すでに様々な情報がネット上に流れています。
いじめたとされている同級生の個人情報と思われるものが流れ、あたかも真実であるかのような扱いをされているので、見た人は「この子がいじめっ子か」と思ってしまっても仕方がない状況です。
しかし、私たちにはそれが真実かどうかはわかりませんし、それを確かめるために貴重な時間やお金を使うわけにもいきませんよね。
そうであれば、(そんな情報も流れているけど、ほんとかどうかわからないから、見たら「ふーん」と思うだけにしておこう)という態度でいるべきだと思うのです。
子供達には、このように、不確かな情報に踊らされることがないように、情報を見極める力を養ってほしいと思います。
いろいろな情報を参考にするのは、とても良いことだと思います。
でも、子供だけでなく、私たち大人も、それらのすべてを鵜呑みにするのではなく、もしかしたら真実ではないかもしれない、と疑う気持ちも忘れないでいたいですね。
インターネットは便利なツールです。
大人も子供も、上手に利用して、日々の生活に役立てていきたいものです。