「防災の日」に想う
- 公開日
- 2012/08/31
- 更新日
- 2012/08/31
総務委員会
9/1は「防災の日」です。
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年(昭和35年)に制定されました。
毎年、この時期は、台風シーズンでもあるため、「災害への備えを怠らないように」ということで、各地で防災訓練が行われます。
今年も、昨年3月に発生した東日本大震災の経験を活かすべく、各地で防災訓練が行われたというニュースをご覧になった方も多いかと思います。
先日、内閣府から「南海トラフ巨大地震における被害想定」が発表されました。
東海地方でも、大地震がいつ起きてもおかしくない状況だと言われ続けて、もう何年も過ぎているので、少し気が緩んでいるところがありませんか?
この機会に、改めて家族で防災について、じっくり話をしておきたいですね。
そして、この時期に合わせて、いろいろなお店で「防災グッズ売り場」ができます。
買い物の時に、その売り場を見るたびに「うちも非常持ち出し袋の準備をしなくっちゃ〜」と思いますよね。
今は、必要なものがあらかじめセットになっている商品がたくさん出ていますので、そういうものを利用するのもいいですね。
また、家族構成によっても、必要なものは違うので、基本のセットを購入し、あとからそれぞれのご家庭で必要になるものを足していく、という方法もあるでしょう。
せっかく揃えたものは、そのままにしないで、年に一度、中身の再チェックをするといいですね。
毎年、新しい防災グッズが発売されていて、とても便利なものが増えています。そういったグッズを、上手に取り入れていきたいものです。
非常食の消費期限の確認もお忘れなく。
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「防災の日」にちなんで、インターネットで役立ちそうな情報を探してみました。
その中から、私たちの身近にあるものが、使い方を工夫すれば、いざという時に防災グッズに早変わりして、とても便利に活躍してくれるというおはなしをご紹介します。
●災害時に役立つ「四種の神器」
1. 段ボール
- マットの代わりに。保温効果もあります。災害時に避難所でよく使われます。
- 骨折したときに副木代わりに。骨折の疑いがある部分を段ボールで固定します。患部に合わせて形を変えられるので便利です。
- 家具の代わりに。机やいすの代わりに使えますし、もちろん収納もできます。
2. ガムテープ
- ガラスの破片を取る。散乱した細かい破片を取るのに便利です。
- 油性マジックで字を書けば、メモ代わりに使えます。壁や窓に貼ってメッセージを伝えることもできます。
3. ラップ
- いろいろなものに巻いて、食器代わりに使えます。食器がなくても、本や板などに巻いて使えば食器代わりになります。
- 水が使えない時、食器などに巻いて使えば、洗わずに済みます。
- 細く丸めると丈夫なヒモになります。
- 身体に巻けば、保温効果があります。
4. ビニール袋
- 段ボールと併用して、簡易トイレとして使えます。
- レジ袋のように持ち手があれば、三角布の代わりとして使えます。
- 頭からかぶって、雨具やカッパとして使えます。保温効果もあります。
ここに紹介したのは、ほんの一部の便利な使い方で、他にも、もっといろいろな用途として使えると思います。
どれも安価で身近なものなので、ぜひ防災グッズの中に入れておくといいと思います。