【市P連】父母と教師のつどい 講演会(2)
- 公開日
- 2012/09/21
- 更新日
- 2012/09/21
市P連
9/8(土)父母と教師のつどい -第40回小牧母と女性教師の会-
講演会のまとめ 第2回(最終回)
講演の内容を、再構成してまとめました。
【演題&講師紹介】
演題:生まれてきたことで100点満点
講師:きくち寛さん
※Webサイトはこちら
●心のふるさと
「心のふるさと」人それぞれにあると思います。
それは、家族や家庭だったり、学校の先生や仲間だったり、いろいろだと思います。
辛い時、苦しい時、「心のふるさと」が支えになってくれます。
子どもたちに温かい「心のふるさと」を作ってあげたいですね。
●存在を認める
子どもが誕生した時のことを、思い出してみて下さい。
誰もが、この子のためなら、どんな苦労もいとわない、きっと守ってみせる、と心に誓ったことでしょう。
どの子も「生まれてきたことで100満点」なのです。
親は、どうしても減点方式で子どもを見てしまいがちですが、子どもの存在を無条件で認める、受け入れることが大切ではないでしょうか。
●愛のある世界
いじめは大人の社会でもあります。
それは、愛がない世の中になっているからでしょう。
今、私たちは、勇気や希望が与えられる大人かどうかが問われていると思います。
子どもたちを「奪う側の人間」にしてはいけません。
いじめる子は「奪う側の人間」です。
子どもたちに「与える側の人間」になってほしいと思います。
愛を、思いやりを、与えられる人間になってほしいですね。
●被災地の方々へ
精一杯がんばっている被災地の方々に「がんばれ」という言葉は使えません。
「大丈夫だよ」という言葉で支えていきたいと思います。
私たちにできることは小さなことかもしれませんが、「風化させない」「忘れない」という気持ちを、いつも持っていたいですね。