【市P連】東海北陸ブロック大会 分科会(1)
- 公開日
- 2012/10/16
- 更新日
- 2012/10/16
市P連
10/12(金)の分科会では、同じ「市P連」の立場での研究発表がありました。
市P連として活動していくうちに、役員の間でいくつか課題を感じていることがあり、今回の研究発表では参考になる事例が多くありました。
簡単にまとめて、ご紹介したいと思います。
東海北陸ブロック大会 分科会のまとめ 第1回
【研究発表内容&発表PTA紹介】
発表内容: 家庭教育はひとづくり〜親学びプログラムでPTA活動を楽しもう〜
発表PTA: 氷見市小中学校PTA連合会
●家庭教育はひとづくりから
氷見市P連の活動のキーワード「ひとづくり」とは、組織力の向上や、個々や組織同士の信頼関係の構築を意味する。
「ひとづくり」を実践するための活動の中心は、「PTA会長会議」と「親学びプログラム」である。
1. PTA会長会議
それまでの氷見市P連の活動は総会のみで、各PTA会長さん同士の交流がなかった。
これではいけないと、組織改革に乗り出し、まずはPTA会長が参加して、自由に意見交換ができる場を作った。
それが「PTA会長会議」で、年4〜5回開催している。
PTA会長会議で意見交換や情報交換をしていくうちに、発展的な活動が生まれた。
<PTA会長会議から生まれた活動>
・中学校区合同PTA会議
・母親意見交換会
・行政との意見交換会
このように「横糸」(PTA間の連携)と「縦糸」(行政、学校とのつながり)を紡ぐことで、子供たちの教育環境の整備に向けて「協働」の意識が芽生えた。
2. 親学びプログラム
これは、富山県教育委員会が作成した「親を学び伝える学習プログラム」のことで、氷見市P連では、氷見市教育委員会と協力して、平成21年度から実施してきた。
「親学びプログラム」の市内全校での実施を目標に取り組みはじめ、市P連は「周知とサポート」「指導者育成」をすすめ、単位PTAは自分の学校で自由に実施できるように「企画・運営」を担当する、という役割分担をした。
その後、この「親学びプログラム」を実施していく中で、さまざまなスタイルが生まれ、保護者だけでなく、子供も参加して行うプログラムも誕生した。