【保健】10/17 食育講座
- 公開日
- 2012/10/17
- 更新日
- 2012/10/17
保健委員会
給食試食会の後半は、栄養教諭の林先生の「食育講座」でした。
こちらも、広報委員さんの報告をお届けします。
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試食後は、栄養教諭の林先生をお招きし「食育講座」をして頂きました。
テーマは二つ「学校給食」と「朝ご飯」です。
11月には小牧産の新米が給食に登場するそうです。
朝食については、野菜や果物を取り入れるのも大事ですが、母親が子供と一緒に座り会話をしたり、「たくさん食べてスゴいね」等とほめてあげると子供の脳の働きが良くなるそうです!
給食と楽しい講座でおなかいっぱいになりました。
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林先生が冒頭でおっしゃったのは、
「お母さん方の間で、給食が話題になるのは、台風で給食が中止になった、とか、給食の中に何か異物が入っていた、など、マイナスのイメージの話ばかり。でも給食には良い面がたくさんあるので、ぜひ関心を持ってもらいたい」
ということでした。
●給食費の内訳
給食費は「1食250円」(小学校は1食220円)ということはご存じでしょうか?
この金額は、すべて食材費に充てられているそうです。
では、作って下さる方々の人件費や、給食センターの設備管理費はどうなっているの?
それは、市が負担して下さっているそうです。(およそ1食234円)
合計約484円が1食分にかかる費用です。
決して安い金額ではありませんね。
子どもたちは、毎日、栄養価の考えられた、温かい給食をいただいています。
そして、私たち保護者は、半額程度の負担で済んでいます。
やはり給食はありがたいですね。
●朝ごはんの食べ方
「早寝早起き朝ごはん運動」一度はお聞きになったことがあると思います。
学校で、元気に勉強したり運動したりするためには、とにかく朝ごはんが大事!ということですね。
しかし、その「朝ごはん」、ただ食べればよい、というものではないのだそうです。
朝ごはんで、おかずや野菜や果物をきちんと食べると、計算力にグッと差が出る、という衝撃のお話しに、一同「え〜」と驚きの声を上げました。
また、広報委員さんの報告にもありましたが、朝ごはんを家族一緒に食べると、脳にとてもよい刺激がある、というのも驚きでした。
「一緒に食べる」ということは、大人と子供の間で意識の違いがあり、大人は同じ部屋にいればいいだろうと考えがちですが、子どもにとっては、ちゃんと食卓を囲んで食事をすることだと考えているそうです。
毎朝バタバタと慌ただしく過ごす母親にとっては、少々耳の痛いお話しでした。
忙しい朝の時間ですが、できるだけ、朝ごはんにはおかずも用意して、一緒に食卓について食事ができるといいなと思いました。
林先生、貴重なお話しを聞かせていただいて、ありがとうございました。