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「第4回夜の小牧中」で大人の学び(3)『最終回』

公開日
2012/11/16
更新日
2012/11/16

総務委員会

11/11(日)「第4回親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学び 第3回(最終回)

講談から学ぶ小牧の歴史のおもしろさ
〜旭堂南海さんとともに過ごす夜〜


●記憶すること

南海師匠が入門されたのは、24歳、もうすぐ25歳になる、という頃だったそうです。
その時、お師匠さまに言われた言葉は「人間の記憶力は24歳までだ。お前さんは、今24歳だが、もうすぐ25歳になるということは、もう手遅れかもしれんぞ」ということだったそうです。

実際に、修行する中で、南海師匠ご自身も、そのことは痛感されたそうです。
やはり「覚える」ことに、たいへんなご苦労をされたということでした。

私たち大人にも、思い当たることはありますよね。
今となっては、とっくに24歳は過ぎてしまい、若かったころに比べて、物を覚えるのがたいへんになったな〜と感じている方がほとんどだと思います。

逆に、小中学生だった頃に覚えたことは、今でも鮮明に覚えている、ということもありますね。
そのころ流行したアイドルの歌を、今でも歌詞も見ないで、振り付きでカラオケで熱唱している方、たくさんいらっしゃいます。

とはいえ、諦めてしまうにはまだ早いでしょう。
工夫しだいで、まだまだ「覚える」ことはできます。

南海師匠も、いろいろな工夫をしながら、新しいネタを覚えていらっしゃるそうです。
一番良い方法は「書いて覚える」ことだそうです。
目で見て、読んで耳で聞いて、手で書いて、身体をフル活用して、大人たちも新しいことを覚えていきましょう!

中学生の子供たちは、今、覚えることに一番適した時期ですね。
学業だけでなく、良いことも悪いことも(悪いことはほどほどに)、いっぱい経験して、どんどん吸収していってほしいなと思います。


旭堂南海師匠、豊かな学びの時間を、ありがとうございました。