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【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会(2)

公開日
2012/11/22
更新日
2012/11/29

市P連

●研究発表について

テーマ: 里の子の幸せを求めて -地域・学校・家庭のよりよい連携を図る-
発表校: 北里小学校PTA


●助言者の言葉から

北里小学校PTAの研究発表を受けて、県教委の鵜飼主事より、ご助言をいただきました。ありがとうございました。
その中で印象に残ったことをご紹介したいと思います。

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「大人の支援のさじ加減が大切」

北里小学校では、「ファーム作業」と呼ばれる親子農業実習を実施しています。
地域の農業に造詣の深い方を講師としてお招きし、休耕地を借りて、様々な農作物を作っています。
近年、こうした農業体験をする学校は増えてきており、子供たちにとっては貴重な体験学習の場となっています。
そうした体験学習では、「大人の支援のさじ加減が大切」だと思います。
中には、最初の植え付けと最後の収穫だけ、のように「おいしいところだけ」体験させている例も少なくありません。
しかし、実際は、途中のたいへんな作業こそが大切で、その中にその地域の知恵や技術が詰まっているのです。
その「たいへんさ」をわからせることも、体験学習の中では大切なことだと思います。
北里小学校の取り組みは、とてもすばらしいと思います。
こういった視点も持ちながら活動を続けていっていただければ、さらにすばらしい実践になると思います。

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鵜飼主事のご指摘に、とても共感しました。
限られた時間の中での活動ですから、表面的なことしかできないことは、しかたのないことかもしれません。
しかし、その裏に隠れている「たいへんだけど、とっても大切なこと」も、子供たちには伝えていきたいですね。


※写真上段は発表校の北里小PTAの皆さん、下段は助言者の鵜飼主事です。
写りが良くなくて、見にくい写真でごめんなさい。