「学校保健委員会」に想う(2)
- 公開日
- 2012/12/14
- 更新日
- 2012/12/14
総務委員会
●朝食と自己肯定感の関係
学校保健委員会の中では、朝食がもたらす効果のひとつとして、「自己肯定感」というポイントを挙げられていました。
今まで、こういった観点で朝食について考えたことはなかったし、情報として聞いたこともなかったので、とても新鮮な驚きでした。
朝食をしっかり食べることで、体だけでなく、心も落ち着く、ということなのですね。
実験に参加された先生方の「気持ちの変化」の中でも、バランスのよい朝食を食べたときは「体が温かかった」という意見が出ていました。
体が温かければ、活動するのに十分な状態になっていて、それとともに心の状態もよくなっているのでしょう。
朝食には、こんなすばらしい効果もある、ということを知ることができ、勉強になりました。
●「ABCDの原則」へとつながること
朝食が大切なことは、改めてよくわかりました。
しっかり朝食を食べるためにはどうすればいいか。
やはり「早寝、早起き」が重要ですね。
主食だけでなく、おかずや果物もしっかり食べようと思うと、それなりに時間が必要です。
十分に食事の時間が取れるように、早く起きなければなりません。
早起きするためには、夜、早く寝ることも大切ですね。
夜更かしばかりだと、結局朝寝坊して、朝ごはんも食べられなくなってしまいます。
こうして考えてみると、すべて当たり前のことです。
「早寝、早起き、朝ご飯」
この「ABCDの原則」がしっかり守れていれば、体も心もぽかぽかで、朝から気力バッチリで活動ができるのです。
子どもたちは、今回の学校保健委員会で、朝食の効果だけでなく、この「ABCDの原則」のこともしっかり学んでくれたことと思います。
朝は、私たち保護者にとって、とても忙しい時間です。
いきなり「完璧な朝ご飯」は無理があります。
中学生になった子どもたちなら、自分でできることはたくさんあるはずです。
私たちだけでは無理であれば、子どもたちにも協力してもらって、親子で一緒に、少しずつ「しっかり朝ご飯」を目指していきたいですね。
今回の学校保健委員会では、私たち保護者も、たくさんのことを教えていただきました。先生方、ありがとうございました。