「命の授業」に想う(2)
- 公開日
- 2012/12/21
- 更新日
- 2012/12/21
総務委員会
子どもたちに伝えたい「命」の話の2回目です。
今年は「いじめ」が大問題になった1年でした。
悲しいことに「いじめ」が原因と思われる自殺が、たくさん報道されました。
学校HPでも「いじめ」への対応について、記事にされていたのを覚えていらっしゃいますか?
(「いじめ」への対応 7/13)
また、その記事を受けて、この「PTAの部屋」でも、保護者の想いを記事にしました。
(「いじめへの対応」に想う 7/13)
今や「いじめ」は子どもたちだけの問題でなく、大人の社会でも日常的に起きている、重大な社会問題です。
学校での「いじめ」をなくすためには、先生と保護者が力を合わせて取り組んでいかなければならないことは、誰もがわかっていることですね。
そのためにも、学校からの情報提供はとても大切ですし、保護者が「何かおかしい」と感じたときに、すぐに先生に相談できる信頼関係が必要です。
そういった点からも、学校HPでこまめに情報発信をして下さる小牧中の体制は、保護者にとってずいぶん安心材料になっています。
今後も、良い情報、悪い情報、どちらの情報も発信し続ける「小牧中HP」に期待していきたいですね。
ここで改めて、そんな悲惨な「いじめ」を苦にして、自殺してしまう子どもたちのことを考えてみたいと思います。
昨日の記事でも、交通安全を通して「自分の命を守ること」を教えていかなければ、という思いを書きました。
(「命の授業」に想う(1) 12/20)
親として、子どもたちに伝えたいこと。
それは「あなたの命はあなたのものであるけれども、決してあなただけのものではない」ということです。
家族、友達、先生、近所の人たち・・・あなたの命を大切に思っている人たちは、きっとあなたが思う以上にたくさんいるのです。
どんなにつらくて苦しくても、死んではいけない。
つらくて苦しい時は、まわりに助けを求めて下さい。あなたの支えになってくれる人は、必ずいます。
だから、死んではいけない。
「命」はかけがえのないものです。
あなたの代わりになれる人間は、誰もいません。
あなたの「命」を大切に生きてほしい、というのが、全ての親の願いです。
そうやって、「自分の命を大切にできる人」は、「命の大切さがわかる人」です。
それがわかる人は、「他人の命も大切にできる人」になれます。
「他人の命も大切にできる人」は、他人の存在を認め、尊重できる人です。
ぜひ、そんな「自分の命」も「他人の命」も大切にできる人になって下さい。
親も先生も、みんなで応援しています。