漢字、読めますか?書けますか?
- 公開日
- 2013/02/15
- 更新日
- 2013/02/15
総務委員会
以前「PTAの部屋」でご紹介したこともある、木曽川中学校のHPに、気になる記事を見つけました。
「漢字の学習」というタイトルで、校長先生が書かれた記事です。
(2.15 漢字の学習≪校長室≫)
記事の中で、中学校を卒業するまでに学習する漢字の数は「およそ2,000字」となっていました。
(小学校では1,006字、中学校では939字、合計1,945字)
私たち大人が義務教育を受けていたころとは、若干数の増減はあると思いますが、当然、これくらいの数の漢字が「読み・書き」できるはずですよね。
しかし、実際には「読めない」「書けない」「読めても書けない」というのが現状だと思います。
上の記事にあるように、パソコンの普及で、すっかり自分で文字を書く機会が減りました。
さらに、ケータイやスマホでのメールのやり取りが浸透して、手紙を書くこともほとんどありません。
「便利になること」は、こうして「なにかを失うこと」でもあります。
テレビを見ていて、アナウンサーが漢字の読み間違いを指摘される場面をご覧になったことはありませんか?
「原稿を読むプロ」であるアナウンサーでさえも、漢字が読めない時代になってきています。
これだけパソコンやケータイが普及しても、正式な書類は「手書き」のものがほとんどです。
3年生たちは、高校入試に向けて「入学願書」を書きましたが、それはすべて手書きでした。
保護者も、子供の学校関係の書類は、手書きで書くことがほとんどですね。
そうした時に「誤字・脱字」が多いのは、やはり恥ずかしいことだと思うのです。
子供たちには、せめて学校で習う漢字の「読み・書き」の修得はさせておきたいものですね。
そして、私たち大人も、子供たちに負けないように、日頃から意識しておきたいですね。
「新聞を読む」「読書をする」「手紙を書く」どれも、漢字を覚えるには良い方法です。
面倒がらずに、ちょっと始めてみませんか?