「部活動」に想う(3)
- 公開日
- 2013/05/24
- 更新日
- 2013/05/24
総務委員会
とくに運動系の部活動では、練習量の差が実力に比例してきます。
市内大会を勝ち抜くには、それなりの練習量が必要だろうと思いますが、「部活動の時間が少ない」ということは、「練習量が少ない」ということでもあります。
保護者の中では、そのことを心配する声もあります。
その気持ちは、とてもよくわかります。
一生懸命取り組んでいる子どもたちを見ていると、なんとか勝たせてあげたい、と思うのが親心です。
皆さんも、試合に勝つことがすべてではないことは、わかっていますよね。
結果よりもそこまでの努力の過程が大切だ、というのは、よく言われていることです。
でも、ここで勝てたら・・・という気持ちは、どうしても出てしまいます。
だから「部活動の時間を増やしてほしい」と思うのですよね。
そうなると、先生の負担が増えてしまう・・・難しい問題です。
今できることは、貴重な部活動の時間をどのように使うか、ということを、子どもたちに考えさせることだと思うのです。
なんとなく過ごしても、一生懸命考えながら過ごしても、どちらも同じ時間です。
それなら、一生懸命考えながら過ごした方が身になるはずですよね。
私たち保護者は、そのことを子どもたちに伝えていけるといいですね。