学校日記

「人権」について

公開日
2017/12/05
更新日
2017/12/05

校長室から

人権週間、世界人権デーに合わせて、学校集会で「人権」についての話をしました。
毎年、この話は悩みます。子どもたちにしっかり考えてほしい、身近なこととして受け止めてほしいと願うからです。
今年は、「生きる=命=心」をキーワードとして話を進めました。
妊娠5か月の赤ちゃんの心音を聞かせた時は、その音の力強さに驚く子がたくさんいました。命の大切さ、重さを感じ取ってくれたように思います。
逆境に負けず、命を輝かせ、口に絵筆を加えて素敵な絵を描かれる野田武男さんの話も例に挙げました。
その後、自分自身の心の振り返りを行いました。
自分の良さを認めること(自己肯定感)と相手の良さを個性として認めること、そして、決して「差別」をしないことを強調して伝えました。
最後に、戦争経験者のやなせたかしさん作詞の「アンパンマンのうた」を紹介し、その詩に込められている思いを伝え、全員合唱しました。
みんな、アンパンマンのように「愛と勇気をもった優しい子」に育ってほしいと思います。