学校日記

2月13日(火) 苗字制定記念日

公開日
2018/02/13
更新日
2018/02/13

全校

 今日の最低気温は氷点下まで下がることはなかったが、相変わらず寒い日が続いている。これからは三寒四温、寒さと暖かさを繰り返しながら本格的な春に向かっていく。6年生の登校日はあと26日しかない・・・きっと、あっという間に卒業式の日になってしまうのだろう。残りの26日間で小学校生活の総まとめをしっかりとし、中学校に向けての旅支度をしっかりとしてほしい。
 1875年(明治8年)の今日は、明治政府が「平民苗字必称義務令」という太政官布告を出し、すべての国民に姓を名乗ることを義務附けた日だ。
 江戸時代、苗字を使っていたのは貴族と武士だけだった。1870年(明治3)年9月19日に出された「平民苗字許可令」により、平民も苗字を持つことが許されたそうだが、当時国民は明治新政府を信用しておらず、苗字をつけたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったそうだ。そこで明治政府は、この年苗字の義務化を断行した。
 今は当たり前のように名乗っている苗字について、ちょっと調べてみるだけでも「なるほど」と思うことがたくさんわかってくる。
 学ぼうと思う気持ちを持つだけで、学校の学びもどんどん楽しくなるはずだ。今日はどんな「なるほど」「へーそうなんだ」と思うことに出会えるだろうか・・・。