6年国語 カレーライス
- 公開日
- 2019/04/24
- 更新日
- 2019/04/24
6年生の部屋
6年生は重松清さんの「カレーライス」の主人公とお父さんの心情にせまっていきます。
ぼくは悪くない。
ゲームをやり過ぎて,勝手に電源を切られた主人公は,お父さんに腹を立てます。
謝ってくるお父さんを無視し,「勝手にしろ。」とまで言われます。
お母さんは,「お父さんは気にしてるわよ。そろそろ仲直りしなさい。お父さんウイークが始まるんだから。」
と言います。
お母さんが,仕事の忙しい時期に入るとお父さんが1週間,家事をするのです。
ところが,お父さんの作るカレーライスは「甘口」。
主人公には甘すぎるのです。黙々と食べる主人公に,お父さんはさらに腹を立てます。
ところが,お父さんが風邪をひいてしまいます。
家事をしようとするお父さんに代わりに主人公がカレーを作ります。
そのカレーは,甘口ではなく「辛口」。
風邪を引いて喉が痛いのに,お父さんは「そうか,辛口か…。」と言って喜びながらカレーを食べます。
「カレーライス」を通じて親が子どもの成長を感じたり,親子が仲直りをしたりするという物語です。
(HP ヤフー「重松清のカレーライスについて ベストアンサーより)
6年生の子どもたちには、主人公の「ぼく」に共感できる部分がたくさんあるのではないでしょうか。親子で読んで感想を話し合うと楽しいかもしれません。