最新更新日:2024/06/20 | |
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4月11日はランドセルの日? 【校長日記】 4/11赤、黒をはじめ、茶、空、オレンジ、桃など色様々な彩りの真新しいランドセルを背負って学校に通う1年生。きっと、おじいちゃんおばあちゃんやご両親からプレゼントされたものでしょう。ランドセルを背負うことの喜びや誇りのようなものが感じられます。 そういえば、先月の卒業式当日、門出の会で大勢の6年生がランドセルを背負って卒業していきました。ランドセルに対する特別の思い入れを、微笑ましく感じました。 このランドセルですが、その歴史は江戸時代までさかのぼります。幕末に輸入され、軍隊で活用されるようになった布製の「背(はい)のう」が、始まりだとされています。その後、「学習院」が、学用品の持ち運びに「背のう」を採用しました。「背のう」は、オランダ語で「ランセル」と呼ばれており、やがて「ランドセル」と呼ばれるようになったようです。 そして、リュックサックに近い形の背のうが、現在のようなしっかりとした箱型ランドセルに変わったのは、明治20年のことです。大正天皇の学習院ご入学祝いに、伊藤博文が箱型の通学かばんを献上しましたが、それがランドセルの始まりだとされています。明治20年にサイズこそ現在より小ぶりながら、現在の原型ができ、130年も経過しているというのですから、その歴史に驚かされます。 それが、ここ10年ほどで、黒・赤以外の色のランドセルも普及するようになり、A4サイズの教科書が登場すると、ランドセルも一回り大きくなりました。 このランドセル、世界的にも珍しく、機能的で丈夫でカッコイイと、海外のアーティストや外国人旅行者がお土産に買っていくそうです。ちょっと前には、考えられなかった現象です。海外でも人気のランドセル、これはもう日本の「文化」といっていいでしょう。 昨日4月10日は、教科書の日でした。では、ランドセルの日はあるかと、調べてみました。ありました。3月21日だそうです。あるお店がそれを提唱しているそうです。その理由は、3+2+1が、小学生の修業年数の6になるからとか。それなら、4月11日でもいいわけです。(4+1+1も6になるから)4月2日では、まだ、入学式が始まっていないのでダメ。それ以降の最初の日である4月11日がふさわしいと思うのですが。 明日の朝も、そのランドセルに、教科書、ノートや筆記具の他に、夢や希望をいっぱい詰め込んで、ピカピカの1年生をはじめ里の子が元気いっぱい登校してくるでしょう。先生たちは、楽しみに待っていますよ。 【日本鞄協会ランドセル工業会HP参照】 |
小牧市立北里小学校
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