最新更新日:2024/09/20 | |
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「福祉のこころ」 ー社会福祉大会に参加してー 【校長日記】「小牧市長表彰場受賞者」の1人として本校6年の丹羽さんがめでたく表彰されました。おめでとうございます。大勢が見守る中で、大きな声で返事をして堂々とした態度で市長から表彰状を受け取り、会場から大きな拍手を受けました。 続いて、夏休みに行われた福祉体験学習に参加した中学生の代表が、体験作文を発表しました。「相手をわかろうとする心」「障がいがある人へ接し方」について自分の体験をもとに力強く考えを発表しました。 互いに助け合い、住みよい街にするための基本は、「相手への思いやり」です。そして人のために何かすることは、自分を豊かにすることにもつながります。改めて「福祉のこころ」を大切にしていきたいと思いました。 教育展に行ってきました 【校長日記】 (11/11)木曜日から開催されていましたが、入場者数は一日平均、千人余りでした。それが、土曜日の午前10時から午後1時までの3時間だけで千人を超える来場者がありました。1日だと3千人を上回ったのではないでしょうか。大人気の教育展でした。 「わあ、すごい」「まるで本物みたい」「本当に上手だね」などの感嘆の声が、会場から受付まで絶えず聞こえてきました。お孫さんの作品を観にみえたお祖父ちゃんお婆ちゃん、親子連れ、家族総出、ご近所同士でと、様々なグループで楽しそうに入場され、満足げの顔で会場を後にされました。 受付の役割は、駐車券へのハンコ押しと入場者数のカウント、質問への対応などです。時間があれば、会場の様子をみて回りました。たくさんの里の子も入場してくれました。受付に「知った顔」(校長)がいたので驚いた表情もありましたが(笑)、多くの子がきちんと挨拶してくれました。 「ご苦労様」と多くの方に声をかけていただきましたが、楽しい時間でした。たくさんの知人に会うことができましたし、後でじっくり作品を鑑賞することができました。何度見ても中学生の美術作品には唸り声がでますが、一押しは「模擬食品」です。どれもすばらしい出来映えでしたが、個人的には「たこやき」と「サンマと松たけ」に心を奪われました。 卒業生の作品にも出会いました。立派に成長した姿が想像されて、何だかうれしくなりました。 人形劇の不思議さ 【校長日記】 11/2今年の「芸術鑑賞会」は、人形劇団「むすび座」さんの演じる「アラビアンナイト」を観ました。子どもたちが言うようにとてもおもしろく、低学年も高学年も大人さえも夢中になり引き込まれた、あっという間の1時間半の観劇会でした。 人形劇「アラビアンナイト〜魔法のランプと明日のヒカリ〜」は、脚本や役者さんの演技力はもとより、舞台装置、音楽、照明など全ての演出が効果的に駆使され、とても完成度が高い作品です。私自身、今までに味わったことのない感動を覚え、「むすび座 恐るべし」と独りごちていました。 観劇会を通じて、感じたことを2つ記します。 まず、1つ目に人形劇についてです。これは「人形」劇です。その「人形」が人形遣いの手にかかると、いのちが吹き込まれ、感情が生まれ喜怒哀楽を表します。まるで、魔法をかけられたかのように。照明の使い方も上手いのでしょうが、黒子の人形遣いの姿が、視覚から消えるのです。写真を見ると、何だか人がいっぱいいるぞ(1体の人形を3人がかりで操るので当然です)と思うのですが、劇中では全く気になりません。それどころか、ないはずの表情まで見えてくるから不思議です。 もちろん、人形遣いの方の技術と連携があるからこそには違いありませんが、それを「むすび座」さんは「観客が自らの想像力を働かせて観ているから」と説明されます。子どもたちの感想にも「人形が生きているようだった」というのがありました。それは、その子が自分の想像力で補っているからに他なりません。逆に言えば、人形劇には「想像力を育む力」があるということです。これは1つの発見でした。 2つ目に、やはり「生はいい」ということです。テレビや映像と違い、目の前で演じられる「生」は、役者さんの息づかいが聞こえ、体温が感じられ、迫力があります。今回も「生の演劇」を通して、子どもたちには学びにつながるたくさんの気づきがありました。「棒を使ってランプの魔人を大きく見せていたよ」「白い布は、煙や風をあらわしていたね」「足の位置がみな同じだった」……低学年の子が気づいたことです(物言いは少し違いますが)。これらの気づきは、目前で演じられたからこそのものだったでしょう。 「想像力は人を思いやる心の源であり、自らの人生を切り拓く力となる」ーパンフレットに書かれたこの言葉は、人形劇を観てストンと胸に落ち、また次の公演を観るのが楽しみになりました。(2017. 11. 1.) アラビアンナイト 5 〜退場〜どうですか、この満足げな子らの顔は。 体育館を出た後も、素敵な余韻に浸ることができました。 ありがとうございました、むすび座のみなさん。 とてもとてもいい思い出ができました。 アラビアンナイト 4 〜お礼のことば〜そのあとで、全校児童でそろって、お礼を言いました。 劇団「むすび座」のみなさん、本当にすばらしい劇を、ありがとうございました。 大きな拍手がしばらく鳴り続きました。いつまでも手を振っている子もいました。 アラビアンナイト 3 〜後半編〜それでは、後半編です。この先「ネタバレ」がありますので、アラビアンナイト(byむすび座)を近々ご覧予定の皆様は、ご注意願います。 全てを失ったと、途方にくれたアミンでしたが、まだ残されているものがありました。それは「こころ」です。腕輪の魔人(精)ハーティーがそれを教え、勇気づけます。 「こころが未来を変える」と。 一方、王宮では王様を裏切った悪者サミレフが、魔法のランプを手に入れ魔人を利用して、王国を支配します。アミンと騎士のターヒルも魔人により吹き飛ばされました。 やがて、憎しみの「剣」では未来を変えられないと気づたアミンは、騎士とともに知恵を絞り、ハーティの助けもあって魔法のランプを取り返します。しかし、それはサミレフの罠(わな)、にせ物のランプだったのです。 「2人に地獄の苦しみを与えよ」そう命じられた魔人は、2人に襲いかかります。ここが最大の見せ場。観客席に大きな魔人がやってきて里の子もビックリ。迫力がありました。 魔人に痛めつけられたアミンを、自分でトドメを刺そうとしたサミレフ。しかし、アミンは剣を捨て、持ち前の身軽さでかわす。かわす。かわす。スキを見つけランプを取り戻す。魔人を使ってアクセフを倒す。…… 最後はめまぐるしい展開でしたが、肝心なところはスローモーションになり、見応え十分でした。母親も友だちも戻り、王国にも平和が戻りました。大団円(ハッピーエンド)の場面では、きれいな音楽が奏でられ、すべてがうまく収まりました。めでたし、めでたし。会場からは大きな大きな拍手がわき起こりました。 アラビアンナイト 2 〜前半編〜2人の生活はとても貧しいものでしたが、 「いつかお金持ちになって、お母さんを幸せにしてあげるんだ」 アミンはいつもそう思っていました。 ある日、魔法のランプと不思議な腕輪を手に入れたアミンは、ランプの魔人の力で大金持ちになります。 そして、いつしか「ぼくはこの世界で1番だ!」と思うようになり、わがままで思いやりのない人間になってしまいました。 やがて、王様が知るところとなり、王様の怒りを買って、魔法のランプも家も財宝も、そして最愛の母親も何もかも奪われ、失ってしまいました。 途方にくれるアミン。(ここで10分間の休けい) アラビアンナイト 1 〜入場〜3時間目、1年生から入場。いよいよ、わくわくドキドキの時間です。 体育館に入るとそこはもう異空間。音楽が静かに流れ、いつもは静かに整列し一言も話さない里の子も、ついついおしゃべりがでてしまいます。期待がどんどんふくらみます。 舞台が展開し、突然、老人が登場して始まりました。 なぞの老人です。さて、その正体は? |
小牧市立北里小学校
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